「プリンセス・トヨトミ」万城目学 

万城目学の「プリンセス・トヨトミ」を読みました。

大阪を舞台に、ある「秘密」をめぐってスケールの大きなストーリーが繰り広げられます。
主要登場人物も、キャラクターが濃くてインパクトが強い人ばかりです。
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」で、マキメワールドを楽しんだ方なら、きっと楽しめることでしょう。

大阪が地元の人が読んだら、土地勘があってもっと面白かったのでしょうね。

京都、奈良、大阪・・・と来て、次はどこに不思議な世界を構築してくれるのか、楽しみです。

416327880Xプリンセス・トヨトミ
文藝春秋 2009-02-26

by G-Tools

↓いつもご協力ありがとうございます。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

「死神を葬れ」ジョシュ・バゼル 

ジョシュ・バゼルの「死神を葬れ」を読みました。

ニューヨーク、マンハッタンの病院でこき使われている研修医が主人公。
ある日、入院患者として出会ったのが主人公の過去を知る男。
おかげで絶体絶命の危機に。

アメリカの研修医のとんでもなく忙しい日々とそこで次々と降りかかるトラブル。
病院のシーンでは、脚注に医学用語の解説があったり、ユーモアを交えた描き方がアメリカ版の海堂尊という感じです。
一方、マフィアとの間に何があったのかを語る回想の場面でも、緊迫したシーンが登場。
どちらも予想外の展開にページをめくる手が止まりません。

痛いのが苦手な人は読まないほうがいいかも?

4102174214死神を葬れ (新潮文庫)
Josh Bazell
新潮社 2009-07-28

by G-Tools


↓いつもご協力ありがとうございます。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」石田衣良 

池袋ウェストゲートパークの最新刊「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」を読みました。

いつもの通り、マコトは、トラブルをうまく解決してくれます。
IWGPのファンなら誰でも、マコトに再会できてうれしかったはず。

マコトのいいところは、常に弱い者の味方だということ。
ホームレスや詐欺の被害者たちの話を聞いては、報酬もなしに、トラブルに飛び込みます。加害者が許せないという発想は、安心して読ませてくれますが、自分の身の危険を顧みない行動は読者をハラハラドキドキさせてくれて、読むのをやめられません。

今回のタイトルにもなっている「ドラゴン・ティアーズ」は中国人研修生の悲惨な状況を取り上げています。
この解決方法はちょっと裏技的で、一人助けたからどうなの?という気持ちも残りますが、一人でできることはこのぐらいしかない、という現実もまた伝えているのかもしれません。

時代を鋭く描くIWGPはやはり単行本で読むのがおすすめ。
文庫になるころには、鮮度が落ちてしまうから。

4163283501ドラゴン・ティアーズ──龍涙
文藝春秋 2009-08-07

by G-Tools


↓このごろランキング苦戦してます。協力してくれると嬉しいです。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

【コミック】「きのう何食べた? 3」 

よしながふみの「きのう何食べた?」の3巻出ましたね。
これまで通り、ヘルシーなレシピがたくさん。
読んでいるとおなかがすいてきます。

若い司法修習生を前にとまどう志郎さん。
孫の顔を見せてくれないであろう息子に期待することをやめた両親。

美容師のケンジのハンティングもよかったです。

期待を裏切らない1冊。さすが、よしながふみですね。

4063728447きのう何食べた? 3 (モーニングKC)
講談社 2009-10-23

by G-Tools

↓いつもご協力ありがとうございます。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ

「謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA」向井万起男 

いつも読ませていただいているRokoさんのブログ Roko's Favorite Things で紹介されていて面白そうだったので、読んでみました。

著者の向井万起男さんは、「君について行こう〈上〉女房は宇宙をめざす (講談社プラスアルファ文庫)」でおなじみ、日本初の女性宇宙飛行士向井千秋さんの夫。「君について行こう」はだいぶ前に読みましたが、かなり面白かったので、こちらも期待して読みました!

本書は、宇宙のことはあまり書いていなくて、夫婦でアメリカ国内を旅行した時にうかんだ小さな疑問を、ホームページで調べ、さらにはメールを出しまくって、真実を探す、というのがメインテーマです。
アメリカに住んでいる人にとっては当たり前のことであっても、日本人の目から見ると不思議に思えるものや、アメリカ人にも分からないような謎もあり、自分で伝説を考えちゃったりしたものもあります。
アメリカという国のこれまで知らなかった側面を見ることができました。

万起男氏とアメリカ人とのメールのやり取りだけでなく、夫婦の珍道中の旅行記としても楽しめます。
面白い読み物が読みたい方はどうぞ。

4062152681謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA
講談社 2009-02-20

by G-Tools

↓このごろ、ランキング苦戦しています。応援してくれるとうれしいです。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ