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「みかんとひよどり」(近藤史恵) 

近藤史恵の「みかんとひよどり」を読みました。

主人公潮田は、フレンチレストランの雇われシェフ。免許を取って始めたばかりの狩猟に行った山で遭難していまいます。愛犬のイングリッシュポインターのピリカとともに死を覚悟した潮田を助けてくれたのは漁師大高とその愛犬マタベー。

レストランのオーナーからはジビエ料理を期待されますが、コンスタントにジビエ料理をだすためには潮田のこだわりがあり、簡単ではありません。

漁師をしている大高に対する何者かの悪意。

「ミステリ」と「レストラン」と「犬」という近藤史恵の得意な3つを盛り込んだ1冊でした。
シリーズ化されるのかな?続きを読みたいです。

タイトルの「みかんとひよどり」ですが、放置された農園のミカンをたらふく食べたひよどりがとても美味しいのだそうです。読んでいてよだれが出そうでした。


みかんとひよどり
みかんとひよどり
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近藤 史恵
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犬が出てくる小説、といえば、やっぱり稲見一良だなあと思い出しながら読んでしまいます。
犬好きの方にはおすすめ!!
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稲見 一良
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「マカロンはマカロン」(近藤史恵) 

近藤史恵の「マカロンはマカロン」を読みました。
小さなフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台にした短編ミステリ小説集、シリーズ3作目です。

語り手はギャルソンの「ぼく」。フランスの田舎を転々と修行してきた変人シェフの三舟さん、料理人の志村さん、ソムリエの木村さんの4人でやっている小さなお店。
お店にやってくる人たちの過去の人生に、あるいは現在の人間関係に、料理や食材を通してなんらかの解決や影響を与えてしまう三舟シェフってすごい。

美味しそうなお料理が登場するのですが、フレンチには詳しくないので、どんな味か想像がつかないのだけがちょっと残念。

ほろ苦い、でも、心があったまる短編小説集でした。


順番に読まなくても大丈夫なシリーズですが、順番に読みたい方は、この2冊をお先にどうぞ。



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「dele」(本多孝好) 

本多孝好の「dele」「dele2」を読みました。

山田孝之と菅田将暉主演でドラマ化もされています。
依頼人の死後にパソコンやスマホのデータを消去することを請け負っている会社を舞台に、謎解きや人間模様、車いすのアクションといろいろ楽しめました。
脚本家も複数、ということで、各話ごとにテイストも違って、ハートウォーミングなものからブラックなものまであり、結末が想像できない感じでした。

小説は、ドラマの原案となっていますが、オリジナルストーリーです。設定も少し違っています。
1冊目の「dele」には5話が収められていますが、その中でも「ドールズ・ドリーム」が一番好き。
5歳の娘を遺して死んでしまうかもしれない女性が、スマホのデータの削除を依頼した話です。





「下町ロケット ゴースト」(池井戸潤) 

池井戸潤の「下町ロケット ゴースト」を読みました。

佃製作所に襲い掛かる危機。
取引先の農機具メーカーから新型エンジンの採用を取り消したいという申し出。
さらに、経理部長殿村の父が病気で倒れ、殿村は、実家の農業を手伝うことになる。
殿村の実家を見舞いに訪ねた佃社長は、トラクターを運転させてもらい、トランスミッションの開発という新たな発想を得る。

ギアゴーストという小さなメーカーの社長、伊丹大と、副社長でエンジニアの島津裕という新たな登場人物も加わり、話はどんどん盛り上がり、一気に読ませます。
最後まで読んでの感想は、続編「ヤタガラス」が待ち遠しい!の一言です。



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「震える教室」(近藤史恵) 

近藤史恵の「震える教室」を読みました。

歴史ある私立女子校の鳳西学園。古いだけあって、いろいろな怖い噂が・・・
高等部から鳳西学園に進学することになった秋月真矢と相原花音。二人の体が触れ合うとき、見えないはずのものが見えてしまう。

小説家をしている花音の母に、ホラー小説を書くための取材を依頼された真矢と花音の二人は、「出る」という噂が代々伝わっているピアノ練習室を見に行き・・・(第一話「ピアノ室の怪」

ほかにも、少女の方の上に見える小動物の正体は?とか、保健室に眠る首がない幽霊とか。
それぞれ、最後に謎が明かされるので、怖いけど、ちょっとすっきりします。

ホラー風味のミステリー?それともミステリー風味のホラー、という感じでした。


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