「クランクイン」(相場 英雄) 

相場英雄の「クランクイン」を読みました。
以前読んだ「ガラパゴス」や「震える牛」は、派遣労働者や食品偽装といった現代の社会問題に鋭く切り込んだ作品でしたが、こちらは全く違った作風でした。
いろんなジャンルの小説が書ける作家さんなんですね!

広告代理店の営業マンの根本は、仕事の合間に名画座で映画を観るほど映画好き。
社長室に呼び出され、初めての映画製作委員会の仕事を任される。
ベストセラー映画の映画化には様々な苦労が伴う。
原作者のわがまま、キャストやスタッフの人選、、、
それらを一つずつ克服してしながら、映画を作っていく。
2歳の時に亡くなったと聞かされていた根本の母の正体は?

これから読む方のために、これ以上は書かないでおきますね。

クランクインクランクイン
相場 英雄

双葉社 2016-11-16
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「図書室のキリギリス」(竹内真) 

続編の「図書室のピーナッツ」を先に読んでしまい、気になっていた「図書室のキリギリス」を読みました。

夫と離婚し職探しをしていた詩織に、友人のつぐみが紹介してくれたのが彼女の学校の図書館司書の仕事。
つぐみが音楽教師目指して勉学に励んでいたころ、旅行や合コンに明け暮れていた詩織は「アリとキリギリス」のキリギリスというわけです。

本好きなところを買われ採用された詩織が、図書館で働き始め、高校生たちと出会い、本をめぐる謎を解いていきます。
本への思いをそれぞれが語る「ブックトーク」でもいろんな本が紹介され、新たな本との出会いのきっかけになる本です。

図書室のキリギリス (双葉文庫)図書室のキリギリス (双葉文庫)
竹内 真

双葉社 2015-09-10
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この本の中で紹介され、気になった本。
小さな本の数奇な運命 (シリーズ愛書・探書・蔵書)小さな本の数奇な運命 (シリーズ愛書・探書・蔵書)
アンドレーア ケルバーケル 望月 紀子

晶文社 2004-02-25
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新刊では売られていないようなので、図書館で探してみたいです。

モーフィー時計の午前零時モーフィー時計の午前零時
ジーン ウルフ他 若島 正

国書刊行会 2009-02-25
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チェス小説のアンソロジー。これも読んでみたい。

旅をする木 (文春文庫)旅をする木 (文春文庫)
星野 道夫

文藝春秋 1999-03-01
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これは文庫なので入手しやすいかな。

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「ペンギン鉄道なくしもの係」(名取 佐和子 ) 

ビジネス書や専門書ばかり読んでいたらなんだか心が乾いてきて、小説が読みたくなりました。
電車の中で読もう、と娘が置いて行った文庫本を手に取ったのが、これ「ペンギン鉄道なくしもの係」です。

電車の中で忘れ物をした人々が、それを受け取りに遺失物保管所(通称:なくしもの係)へ向かいます。
そこにいたのは、赤い髪の毛の青年と、ペンギン。
ペンギンは電車に乗って勝手にどこかに出かけて行っては戻ってきます。
なくしもの係の青年とペンギンに出会った登場人物たちは、人生を変えるきっかけを見つけたのかもしれません。

ペンギンが電車に乗ってくる時点で、ファンタジーかと思いましたが、最後の第4章ですべての謎が明らかになります。
ほっこりとしたいときにおすすめの一冊。

ペンギン鉄道なくしもの係 ((幻冬舎文庫))ペンギン鉄道なくしもの係 ((幻冬舎文庫))
名取 佐和子

幻冬舎 2014-06-10
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「図書室のピーナッツ」(竹内 真) 

「図書室のピーナッツ」を読みました。

司書の資格は持たないけれど、高校の図書室で働いている詩織さん。
残留思念という特殊能力を持っていて、物にしみ込んだ誰かの「思い」を感じることができます。
図書室に集う高校生たちと交流し、彼らが必要とする本を探し当てるのが、ミステリーっぽくで面白い。
ネットでなんでも調べられる時代だからこそ、図書館にある本で調べることにこだわるのも新鮮です。

図書室のピーナッツ図書室のピーナッツ
竹内 真

双葉社 2017-03-18
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この本の中に登場するのは、実在する本。
たとえば第一章では、「どこかの国で、サンタが実在するって新聞に載ったころがあるって話知ってますか」というところから始まったリファレンスサービスで、何冊もの本が登場します。
こういうふうに紹介されると読んでみたくなりますね。

サンタクロースっているんでしょうか?サンタクロースっているんでしょうか?
東 逸子

偕成社 2000-11-27
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サンタの友だちバージニアサンタの友だちバージニア
村上 ゆみ子 東 逸子

偕成社 2003-11-21
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こちらがシリーズ第一弾。
こちらから先に読めばよかった。
図書室のキリギリス (双葉文庫)図書室のキリギリス (双葉文庫)
竹内 真

双葉社 2015-09-10
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「アノニム」(原田マハ) 

このところお気に入りの作家、原田マハの「アノニム」を読みました。

一言で言うと「オーシャンズ11」の小説版ですね!
ハラハラドキドキが止まりません。

今回テーマとなる作品は、現代アートの巨匠ジャクソン・ポロックの未発表の作品「ナンバー・ゼロ」。
香港でのオークションでの目玉となるわけですが、これを盗もうという一味が暗躍します。
一方、アーティストを夢見る高校生・張英才のもとには、<アノニム>と名乗る謎の発信者から、カンヴァスと絵具一式が届き、「ナンバーゼロ」を書いてほしい、という依頼が・・・

これまでの原田マハとは、作風が違いますが、ポロックという画家のことを詳しく知ることができたり、オークションの裏側を描いていたり、というところは原田マハならではですね。次はどんな作品を書いてくるか楽しみです。

アノニムアノニム
原田 マハ

KADOKAWA 2017-06-02
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