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映画「図書館戦争」 

大型連休、遠出はできないので、家の片付けをしたり、本を読んだり、買い物したりして過ごしています。
楽しみにしていた映画「図書館戦争」は、連休始まってすぐに観て来ました。

映画の感想は・・・原作シリーズのファンとしても満足の出来栄えでした!
堂上教官役の岡田准一さんのアクションシーン良かったです。はまり役ですね。
笠原郁役の榮倉奈々も原作のイメージと近い感じ。
ストーリーも概ね違和感なく観ることができました。
色々調べてみたら、図書館のシーンはほとんど本物の図書館でのロケなんですね。行ってみたくなるような素敵な建物ばかりでした。

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原作はだいぶ前に読んだので、文庫版を購入して再読。
映画との違いなどもチェックしながら読んでいました。
政府による検閲や弾圧に屈せず、思想の自由を守るために戦う図書隊の存在。
好きな本を読む権利を守るために命をかけるって、空想の世界の出来事のようだけれど、人々が政治に「無関心」でいる間に、あんな世界になってしまったら困る。
しっかりと目を見開いて、言うべきことはいい続けていく必要があると思います。

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「三匹のおっさん ふたたび」有川浩 

有川浩「三匹のおっさん ふたたび」を読みました。
愛すべき三人のおっさんたちの再登場です。

それぞれの得意なところを生かして、町内のいろんな事件を解決していくのですが、一筋縄ではいかないことも。いまどきの若者だけでなく、いまどきの老人にも困った人たちがいることもちゃんと描いていますし、いまどきの親世代の事情も第一話に登場します。
もっと本屋さんで本を買わなきゃ、と思わされるような話も。

期待していた清一の孫祐希とノリさんの娘早苗のその後もちゃんと描かれていて満足。

巻末には、「植物図鑑」のスピンオフ的な短編がついていて、これもうれしいです。

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未読の方は、こちらからどうぞ。
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「ヒア・カムズ・ザ・サン」有川 浩 

有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」を読みました。

7行のあらすじから生まれた小説版と演劇用の2つの物語。
この本には、有川浩が書いた「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、上演された舞台をもとえがかれた「「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」の二編が収められています。

品物や場所に残された人間の記憶が見える、という不思議な能力をもつ真也。
出版社の同僚、カオルの父が、20年ぶりにアメリカから帰国するのを、空港に出迎えに行くが・・・。

20年間日本に帰らなかった父の事情。それに対する娘の思い。
特殊な能力を生かしての出版社での編集の仕事も、興味深く読みました。

Parallelより、有川浩オリジナルのほうが好きかな。

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「県庁おもてなし課」有川浩 

有川浩「県庁おもてなし課」を読みました。

高知県への愛情あふれる1冊でした。有川浩って高知県出身だったんですね!
読みながら、縦割り行政の中での公務員の働きづらさや、高知県のおかれた状況と自然あふれる環境の魅力などいろんなことを知ることができます。
恋愛要素は、若い4人のそれぞれのじれったい行動に、有川浩ワールドを楽しめました。

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「キケン」有川浩 

有川浩「キケン」、ようやく読みました。
成南電気工科大学機械制御研究部、略して「機研」。その実態は、とても危険!というわけで、理系男子の大学生活を描いた作品。マンガで描かれた表紙のインパクトが強いです。

もうみなさんも感想書かれているようなので、あらためて書くほどのことはないのですが、さすが有川浩。面白かったです。

学生時代の思い出を妻に語る、という設定は、いらないよなあ、と思いながら読んでいたので、最後はやられました。
きっと妻には語れないようなエピソードがもっといろいろあったんだろうなあ、とか思っちゃいました。

大学祭での「らぁめんキケン」の話が、やっぱり一番面白かったです。
大学時代、懐かしいなあ・・・。

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