「生還者(下村敦史) 

下村敦史の「生還者」を読みました。

前に読んだ「失踪者」と同様、山岳ミステリです。

ヒマラヤ山脈カンチェンジュンガで、雪崩事故に巻き込まれて亡くなった兄の遺品のザイルには、切断された跡があった。
一方、雪崩事故の生存者が2名発見されたが、それぞれの言い分が全く食い違う。
真相はどこにあるのか。
兄の死の真相を突き止めるため、増田直志は女性記者とともに、雪崩からの生還者の後を追って山へ・・・


謎が次々と出てきて、それがラストに向かって少しずつ解決されていきます。
山の描写は「失踪者」のほうが迫力があったかな。
登場人物は別々の小説ですが、登山家たちが集う店がこちらにも登場しました。

もう少しこの作家を追っかけてみようと思います。

生還者 (講談社文庫)生還者 (講談社文庫)
下村 敦史

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「叛徒 」(下村敦史) 

下村敦史の「叛徒」を読みました。
山岳ミステリの「失踪者」が面白かったので、こちらも読んでみました。

七崎隆一は、新宿署の翻訳捜査官。
主人公と妻、息子、義父の4人の幸せそうな家族の朝食の風景から始まりますが、義父の自殺後、家族はばらばらに。
家族を犠牲にしてまで正義を貫いた七崎ですが、中国人殺害事件の第一発見者の捜査の通訳の際、自分の息子を守るために、誤訳をし、一人で捜査を始める羽目に・・・

翻訳捜査官、というなじみのない職種が主人公で、殺人事件の捜査の中で、中国人研修生の悲惨な状況を描き、「正義」とは何かを語るという盛りだくさんな趣向の小説で、読み応えがありました。

他の作品も読んでみよう。

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「失踪者」(下村敦史) 

下村敦史の「失踪者」を読みました。

山岳カメラマンの真山は、ペルーのシウラ・グランデ峰のクレバスに、置き去りにした友人の遺体を引き上げに訪れた。
10年前に死んだはずの友人は、若い姿のままではなく、年老いていた!?
友人に何が起きたのか、探っていくなかでたどり着いた真実とは。

下村敦史の小説は、初めて読みましたが、ぐいぐい読ませる上質なミステリであり、さらに山岳小説としても秀逸でした。
他の作品も読んでみようと思います。

失踪者失踪者
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