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「世界で一番やさしい会議の教科書 実践編」 

「世界で一番やさしい会議の教科書 実践編」を読みました。

このごろ、参加する会議が増え、そのなかにはグダグダな会議があって、これを何とかしたい!という思いが募っています。
自分がファシリテーターを任される場合は、事前に打ち合わせをして、ゴールを確認して、進め方を決めることができるんですが、ほかの人が司会の担当の時は事前準備ができなくて、もやもやしています。そういう時は、さっさとホワイドボードに書いてしまえばいい、ということがわかってきました。準備が不十分になりそうな会議は、早く準備するよう担当者への声かけをすることにしています。

「世界で一番やさしい会議の教科書 実践編」は、その名の通り、かなり具体的に会議の進め方のコツやポイントについて述べています。
前に出た「世界で一番やさしい会議の教科書」は、小説仕立てで面白く読ませるものでしたが、「実践編」は、ストーリーはなく、体系的に述べられています。

「会議の8つの基本動作」で述べられているそれぞれの基本動作は、当たり前だけれど、なかなか実行するのは難しい。一つずつでも実行していくしかないのでしょう。
発言を書かない会議は「目隠し将棋と同じだ」なのだそうです。なるほど~。

先週は、「こんな準備ができていない会議の司会は私にはできません」と断って、そのかわりホワイトボードにすべての発言を書き留めてみました。今何を話しているのかが可視化されることで、いつもよりも議論が前向きになったような気がします。遅れてきた参加者にも、これまでの発言が書き残されていることで、雰囲気がつかめたのでは、と思いました。
会議終了後に、ホワイトボードの写真を撮っていた人は私以外に一人でしたが、メールで送って、と頼まれていた様子。もっと多くの人が写真を撮りたくなるような板書ができたらいいな。

「よくある18の困り事と対策」や「ファシリテーション浸透の6パターン」についても述べられていて、何度も読み返して、いろんな場面で活用していきたいと思います。

世界で一番やさしい会議の教科書 実践編世界で一番やさしい会議の教科書 実践編
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「会議」や「ファシリテーション」関連の本、探してみたら何冊も持っていたので、少しずつ紹介していこうかと思います。
その中で実際の会議も、変革していくつもりです。


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「学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション」(中野民夫) 

「学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション」を読みました。

本書は4章からなり、第1章では、「大学での参加型授業」として、東工大での少人数クラスのグループワークの様子などを紹介しています。
大教室での講義型の授業では、私語やスマホを見ていたり居眠りをしていたりする学生が、少人数のグループワークを行うことにより、必然的に参加型の学びになるという仕組みです。
教室の空間の作り方、グループ分けの仕方など、試行錯誤の末に出来上がったであろうやり方が具体的に書いてあるので、これから企画する人たちにとってはとても参考になります。
自己紹介の仕方は、A4用紙を4つに折って、それぞれの枠にマーカーで答えをキーワードで書きます。
4つの問いは、「どこ(出身)から来た誰(名前、呼ばれたい名前)」「好きなこと、得意なこと」「東工大に入っての第一印象は?」「夢(人生の、大学での)」。
最初に紙に書いてから話すと、話も明快で簡潔になり、グループ替えをしたときもこの用紙が使えるわけです。
その後のやり方は、ワールドカフェ方式で、講義で学んだことや読書で得たことをシェアしていきます。

今どきは大学でこういう授業があるのですねえ。
今後、何かを人に教える時は、こういうやり方を試してみたい、と思いました。

第2章は、ファシリテーションの基礎スキル。
これは大学の授業だけではなく、一般的な会議でも役立つもの。
以下、メモ代わりに内容の抜粋です。

ファシリテーションの5つの基礎スキルとして①場づくり、②グループサイズ、③問い、④見える化、⑤プログラムデザイン、を挙げています。
オリエンテーションのOARRというのも紹介されていました。
O=Outcome、どこまで行くのか、ゴール、目的と目標。
A=Agenda、どのように行くのか、大まかな流れ、プログラム。
R=Role、そこにいる全員の役割
R=Rule、参加の心得、グランドルール、お約束。

導入は、大人を対象にした場では、「チェックイン」が有効。「どういう人がどういう思いでここにいるの?」というお互いの思いを満たすために、全員が一人ずつ簡潔に話すやり方。初対面の人がいれば自己紹介を兼ねるが、おなじみのメンバーでも近況とか今の気分を話すと後がスムーズになるのだそうです。これは日常の会議にも取り入れてみたい。

ファシリテーターにとって大事な最初の「問い」の立て方は、次の5原則。
・共通で触発的な問いから
・身近で具体的な問いから
・ポジティブで楽しい問いから
・自分の体験から始める
・裁かれる恐れのない問いから

ワールドカフェを企画するときはいつもこの「問い」の立て方に悩みます。
次の時は、これを参考にしてみます。

第3章、第4章は、マインドフルネスや山伏の修行の紹介。
この部分は減らして、1章と2章だけで半分の値段にしてくれたら、何冊か買って周りの人に配りたい感じの本でした。

学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション学び合う場のつくり方――本当の学びへのファシリテーション
中野 民夫

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「問題解決フレームワーク大全」(堀公俊) 

先日、堀公俊氏のファシリテーションの講座に参加したのですが、スライドを撮影しようとしたら、「写真撮らなくていいです。この本に全部書いてありますから」と言って、紹介されたのが、こちら「問題解決フレームワーク大全」です。

さっそく購入して読んでみました。
「フレームワーク大全」という名前の通り、たくさんのフレームワークが紹介されています。
すでに知っているものも多かったのですが、こうやってまとめてあると、どれを使おうか、と探すときに便利ですね。
それぞれについて参考文献もついているので、この本を読み返してみよう、とか、今度読んでみよう、という本も増えました。

何回も読み返して使うことになりそうです。

問題解決フレームワーク大全問題解決フレームワーク大全
堀 公俊

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これは前に買った本。途中までしか読んでいないかも。
なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
ロバート・キーガン リサ・ラスコウ・レイヒー 池村千秋

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「ワールドワーク」というのは初めて聞きました。
紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)紛争の心理学―融合の炎のワーク (講談社現代新書)
アーノルド ミンデル 永沢 哲

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これも面白そうです。


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「[臨機応変‼]日本で一番使える会議ファシリテーションの本」 

職場での会議のあり方に意見を言い続けていたら、次の会議の運営を任せる、と言われてしまいました。
あわててファシリテーションの本を読みなおしたり、新たに買ってきて読んだりしています。

今日読み終えたのが、「日本で一番使える会議ファシリテーションの本」です。
会議の準備から、仕切り方、困った時の対応の仕方、終わってからの評価や改善まで、具体的に書いてあり、とても参考になりました。

実際に使ってみようと思ったところを書き出しておきます。

〇参加者にも事前準備をさせる
・会議開催通知に会議のゴールとアジェンダを記述する。
・宿題は具体的、できれば定量的に支持する。たとえば、「○○について、意見を各自5個以上考えてくること」など。

〇参加者の意見を「翻訳」する。
・言い換えるのコツは、抽象のハシゴを上下すること。抽象的な発言は、「たとえば」と具体例をあげ、具体例を羅列した発言には、「要するに」や「つまり」と要約する。

〇「WHY」の使い方に注意する
・Whyの「なぜこの問題が起きたのか?」を「どうやっていればこの問題は起きなかったのか?」とHowに、「なぜこの計画が実現できなかったのか?」を「何に気を付けていれば、この計画が実現できていたのか?」とWhatに変換して問う。

〇「書き出しタイム」と「相談タイム」を活用する
・「書き出しタイム」:付箋紙にアイデアを書いてもらう。時間は5分、ノルマは最低3分。
・「相談タイム」:2~6人の少人数で、各グループで5個以上、考えてもらう。時間は10分で。
・二つを組み合わせる。グループ単位で「書き出しタイム」をやった後、「相談タイム」を設けてグループで議論させて絞り込み、そのあと全体で発表、さらに考えさせる。

〇会議の問題児への向き合い方
・会議の問題児を「深く考えようとする意識」と「他者への攻撃性」という2軸を用いて、「哲学者」「評論家」「不思議系」「暴君」の4つに分類。それぞれを、「会議の”ご意見番”」「ファシリテーターの”軍師”」「ブレストの”切り込み隊長”」「ファシリテーターの”後ろ盾”」に進化させるというアイディア。

〇盛り上がっているのに終了の時間が近づいて、まとまらない時は
・「あと5分集中して議論したら、意見を整理しませんか?」

〇ファシリテーションの文化を根付かせよう
・自分が一参加者の会議中、他者のファシリテーションを観察して、終わったら気づいたことをフィードバックする。もちろん、ネガティブではなくポジティブなフィードバックを行い、教えを請い、仲間にしていく。


職場でファシリテーションについての勉強会など開けたらいいなあ。
まず、その前に今度の会議の「段取り」を決めてしまわなくては!

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「世界で一番やさしい会議の教科書」 

「世界で一番やさしい会議の教科書」を読みました。
漫画っぽい表紙で、それほど期待せずに読み始めたのですが、なかなか濃い中身の本です。

初めて会議にでることになった入社2年目の鈴川葵は、自分の部署のグダグダした会議にあきれ、家に帰ってから愚痴を言います。
そこでアドバイスを始めたのが、ファシリテーション型のコンサルティングを仕事にしているで葵の父親。
「会議がつまらないなら、楽しくて充実した会議に変えた方がいいんじゃないのか?」

葵はアドバイスをもとに、会社の会議を少しずつ変革していきます。
最初にやったのは、会議が終わったタイミングで、「決まったこと、やるべきこと」を確認すること。
さらに、「だれが」「いつまでに」「何を」やるかも確認すれば完璧。

次には、どういう状態になったら「今日の会議終了!」と言えるかを確認し、時間配分もするようになります。
興味を示した葵の先輩、片澤もファシリテーションを学び始め、味方になってくれるのです。

二人は、葵の父から、「書くファシリテーション」(スクライブ)を学びます。
「書きづらいのはスクライブの技術不足が原因じゃなくて、単に議論がぐちゃぐちゃしているからだ」というのはなるほど、ですね。
スクライブの重要な役割は、「議論の見える化」と「議論の整流化」なのだそうです。

さらに問題解決の5つの階層を意識することや、「黙っている人の5分類」「会議の準備の4つのP(Purpose,Process,People,Property)」などが紹介されています。
物語仕立てでファシリテーションの仕方を、葵たちとともに学んでいくことができる一冊でした。

振り返ってみると、私が参加している会議もたくさんありますが、「終わった時の確認」「終了の状態の確認」がちゃんとやられていない会議も多いです。
葵を見習って、少しずつ変えていきたいものです。

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