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「絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV」(石田衣良) 

石田衣良の「絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV」を読みました。

このシリーズ、新しいのが出るとつい読んでしまいます。
時代の旬なところをキレイに切り取って、どんな難問もマコトの人脈やGボーイズが解決してしまうので、安心して読めます。

「絶望スクール」では、動物の虐待、危険運転、ひきこもりビジネス、そして留学生ブラック労働を取り上げています。
現実はこんなにうまく解決しないとは思うけど、マコトみたいな人がいたらいいな、と思わせてくれる石田衣良はすごいです。

絶望スクール 池袋ウエストゲートパークXV
石田 衣良
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「みかんとひよどり」(近藤史恵) 

近藤史恵の「みかんとひよどり」を読みました。

主人公潮田は、フレンチレストランの雇われシェフ。免許を取って始めたばかりの狩猟に行った山で遭難していまいます。愛犬のイングリッシュポインターのピリカとともに死を覚悟した潮田を助けてくれたのは漁師大高とその愛犬マタベー。

レストランのオーナーからはジビエ料理を期待されますが、コンスタントにジビエ料理をだすためには潮田のこだわりがあり、簡単ではありません。

漁師をしている大高に対する何者かの悪意。

「ミステリ」と「レストラン」と「犬」という近藤史恵の得意な3つを盛り込んだ1冊でした。
シリーズ化されるのかな?続きを読みたいです。

タイトルの「みかんとひよどり」ですが、放置された農園のミカンをたらふく食べたひよどりがとても美味しいのだそうです。読んでいてよだれが出そうでした。


みかんとひよどり
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近藤 史恵
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犬が出てくる小説、といえば、やっぱり稲見一良だなあと思い出しながら読んでしまいます。
犬好きの方にはおすすめ!!
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「マカロンはマカロン」(近藤史恵) 

近藤史恵の「マカロンはマカロン」を読みました。
小さなフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」を舞台にした短編ミステリ小説集、シリーズ3作目です。

語り手はギャルソンの「ぼく」。フランスの田舎を転々と修行してきた変人シェフの三舟さん、料理人の志村さん、ソムリエの木村さんの4人でやっている小さなお店。
お店にやってくる人たちの過去の人生に、あるいは現在の人間関係に、料理や食材を通してなんらかの解決や影響を与えてしまう三舟シェフってすごい。

美味しそうなお料理が登場するのですが、フレンチには詳しくないので、どんな味か想像がつかないのだけがちょっと残念。

ほろ苦い、でも、心があったまる短編小説集でした。


順番に読まなくても大丈夫なシリーズですが、順番に読みたい方は、この2冊をお先にどうぞ。



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「震える教室」(近藤史恵) 

近藤史恵の「震える教室」を読みました。

歴史ある私立女子校の鳳西学園。古いだけあって、いろいろな怖い噂が・・・
高等部から鳳西学園に進学することになった秋月真矢と相原花音。二人の体が触れ合うとき、見えないはずのものが見えてしまう。

小説家をしている花音の母に、ホラー小説を書くための取材を依頼された真矢と花音の二人は、「出る」という噂が代々伝わっているピアノ練習室を見に行き・・・(第一話「ピアノ室の怪」

ほかにも、少女の方の上に見える小動物の正体は?とか、保健室に眠る首がない幽霊とか。
それぞれ、最後に謎が明かされるので、怖いけど、ちょっとすっきりします。

ホラー風味のミステリー?それともミステリー風味のホラー、という感じでした。


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「たゆたえども沈まず」(原田マハ) 

原田マハの「たゆたえども沈まず」を読みました。

天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと日本人美術商・林忠正の生涯を、フィンセントの弟テオ、そして林忠正の会社の専務、加納重吉の視点から描いています。
フランス芸術アカデミーに牛耳られたパリの画壇。そこに台頭してきた印象派の画家たち。
日本では芸術として認められていなかった浮世絵に価値を見出したパリの人々と、金儲けの手段として利用した画商たち。
フィンセントとテオの兄弟の関係。
そして当時は一部の人にしか認められなかったフィンセントの絵。

誰が実在で誰が架空の人物かなんて、巻末のコメントを見るまで気にしてませんでした。

去年のゴッホ展、見に行けばよかったなあ。
もっと早くこの本を読んでいれば・・・と反省。

たゆたえども沈まずたゆたえども沈まず
原田 マハ

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