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定点観測の重要性について学ぶ「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」 

前に、Audibleにはまっている話を書きました。
その後も、通勤時間や家事をしながら、Audibleを聴き続けています。
慣れてくると1.8倍速~2倍速程度で聴くのがちょうどよい感じで、数日で1冊聴き終わるペース。
活字の本は、平日はあまり読めず週末に時間を取って読むことが多いので、Audibleの耳で聴く読書のほうが、どんどん進んでいる感じ。

主に聞いているのは、社会科学関係の本や、ノンフィクションなどです。

最近聴き終えたうちの1冊がこれ、「嫌われた監督」です。

野球はあまり興味がなく、プロ野球に関する知識はほとんどないのですが、この本は興味深く聴くことができました。
ここぞという場面で、通常ならこういうことはしないだろう、という選択をする落合監督。
選手やコーチなど一人ひとりの球団メンバーの目線で落合監督について語る中で、その理由が徐々に明らかになっていきます。

球団の目的は何か。
勝利すること。
選手個人にとって大事なのは何か。
怪我をせずにプレーを続けること。

新聞記者の著者に対し、落合監督は、「1人か?1人なら話す」と胸の内を明かします。
落合監督と関わることで、選手だけでなく著者もジャーナリストとして成長したのでしょう。

私のような野球音痴の人でも楽しめる1冊でした。

  

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さて、この本を読んだきっかけは、下記の本で紹介されていたからです。
定点観測の重要性について深く学びたいのであれば、この本が参考文献としてオススメ、とありました。
確かに、他の人たちには見えていなかったけれど、監督だけが見ていたものの価値について知ることができました。



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Amazonのオーディオブックaudibleにはまってます 

知人がaudibleを始めたら、なかなかよかったとオススメしていました。
「通勤の車の中で聴くことができる」「1か月1500円のサブスクで、単行本1冊以下の値段で、何冊でも聞けるからお得」「スピードを調節して倍速で聴くことができる」という紹介でした。



最初の1か月は無料、ということで、だめなら解約すればよい、ということも教わり、さっそく試してみることにしました。

1冊目は前から読みたかった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者ブレイディ みかこの「他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」にしました。
「エンパシー」について、古い本や新しい本の引用や分析、そして身近な出来事と幅広く述べられており、所によっては文章で読んでいたら難しくて眠くなっていたかも、という部分も朗読してくれるので楽に聴くことができました。



2冊目は、audibleのための書下ろし小説「墨のゆらめき」(三浦しをん)。
ホテルマンと書道教室の先生という二人の男性の友情を描いたもの。
セリフの部分を朗読者がうまく読み分けているのがよかったです。



無料期間の1か月が過ぎても契約を続けることとし、通勤の車中だけでなく、ワイヤレスイヤホンをつけて家事をしながら、などいろんな時間に聞いています。
今のところ、小説よりは、ビジネス書や評論などがメインです。
聴いた本も、ぼちぼち紹介していきますね。


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