「男役」(中山可穂) 

中山可穂「男役」を読みました。
この作家さんの本を読むのは初めてですが、宝塚が舞台、ということで「ベルばら」世代の私は懐かしい思いとともに読み進めることができました。

新人公演の主役に大抜擢された永遠ひかるの苦悩。
退団目前の男役トップスター如月すみれの孤独。
トップになって二日目に舞台事故でなくなった伝説の男役スター扇乙矢の情念は、歌劇団の守護神「ファントム」さんとして現れる。
扇乙矢の相手役だったひかるの祖母。
それぞれの思いがラストに向かって一つになってゆく。

亡霊が登場するのでファンタジー小説なのですが、宝塚自体がファンタジーなので、違和感がないのかも。

昔の宝塚ファンの一人として、作家というのは、自分の好きなことを題材にして、好きなように物語を動かすことができていいなあと実感。
久しぶりに宝塚の生の舞台を観たくなりました。

男役男役
中山 可穂

KADOKAWA/角川書店 2015-02-28
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「神坐す山の物語」(浅田 次郎) 

「神坐す山の物語」を読みました。久しぶりの浅田次郎作品です。

奥多摩の御嶽山にある神官屋敷を舞台にした連作短編集。
見えないものが見える力を受け継ぐ人たち。
大勢の子どもたちを寝かしつけながら伯母が語る不思議な物語。
「鉄道員(ぽっぽや)」や「壬生義士伝」のように泣ける作品ではないですが、しみじみとしたいい作品でした。



読んでいるときは、作者の想像の中にある場所だと思っていたのですが、読後に調べてみたら実在する場所で、作者の母の実家は今でも宿坊として営業していることを知り驚きました。

山香荘
http://sankoso.jp/



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【コミック】「きのう何食べた?(10)」 

よしながふみの「きのう何食べた?」の最新刊出てました。

シロさんとケンジの二人暮らし。職場での出来事や、老いた両親のこと、そして自分たちの老いを感じたり、と、ほのぼのとした感じの漫画になってます。毎回でてくるお料理も美味しそうで・・・
今回出てくる料理の中で一番気になったのは、リコッタチーズのパンケーキですね!
作ってみたいけど、うまくできるか心配です。
「豚バラキャベツにら春雨のモツ鍋風」は、冬になったら絶対作ってみようと思います。

ジルベールの名前の由来に、二人が納得!というところは今回の目玉ですかね。



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