「たまさか人形堂それから」(津原 泰水)
津原 泰水の「たまさか人形堂それから」を読みました。
シリーズ2冊目、ということに気づかずに読んだのですが、これだけでも楽しめました。
老舗の人形店の跡継ぎの澪。
若いけれど天才的な人形作家冨永。
日本人形の修復を担当する師村。
ラヴドール作りが本業の束前。
訳ありのひとたちが、展示会で破壊された人形や、髪の毛が延びる人形など、人形をめぐる「謎」を解決していきます。
それぞれの芸術家としての思いや人形への愛、などいろんなセリフが興味深いです。
この作家の本は初めて読みましたが、もっと他の本も読んでみたいですね。
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5月の連休は、片づけのまつり!「人生がときめく片づけの魔法」
今度の連休も遠出はできないので、毎年恒例、家の片づけをしようと思います。
参考にするのは、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」です。
この本はとっても役に立ちます。家が片付かない、と悩んでいる職場の人たちにこの本を教えてあげたら、感謝されました。
順番に貸してあげて、今は3人目のところに回っています。
やってみた人たちは、たくさんごみを出した!と話していました。
この2冊がセットで貸し出し中です。
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コミックも出ました。ゴミだらけの部屋に住むOLさんが主人公のストーリーです。
マンガで読む人生がときめく片づけの魔法 | |
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「デトロイト美術館の奇跡」(原田マハ)
原田マハの「デトロイト美術館の奇跡」を読みました。
デトロイトの郊外に生まれ、父と同様、溶接工として自動車会社の工場に勤務していたフレッド。
フレッドに美術館にいくきっかけを作ったのは妻のジェシカだった。
妻が亡くなってからも、一人で≪マダム・セザンヌ≫と対話するためにデトロイト美術館(通称DIA)に出かけることを楽しみにしてたフレッドは、デトロイト市の財政破綻のために、DIAのコレクション売却へ、という新聞の見出しに驚愕する。
ここまでが第一章。
第二章は、セザンヌが妻を描いた作品≪マダム・セザンヌ≫の元の持ち主、富豪で美術品収集家のロバート・タナヒルの話。
第三章は、DIAのキュレーターであるジェフリー・マクノイドの視点で。デトロイト市が財政破綻し、市民の暮らしを守るためには、デトロイト美術館のコレクションを売却するしかないところまで追い込まれる。DIAの職員たちは、デトロイト市はゴッホではなく年金受給者を救うべきだ、という声に戸惑う。
第4章では、デトロイト美術館を守る、という発想の転換から「奇跡」が起きるまでが描かれる。
美術を愛する人たち、美術館の職員や富豪の美術愛好家だけではなく、市井の人々の力が、「デトロイト美術館」を守った、という物語。フレッドとジェシカの二人の物語が心にしみる。
もっと早くこの本を読んでいたら上野の森美術館の「デトロイト美術館展」を見に行ったのに、と残念に思っています。
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『「好きなこと」で、脳はよみがえる~無理なくできる“生涯健康脳"のつくり方』
『「好きなこと」で、脳はよみがえる~無理なくできる“生涯健康脳"のつくり方』を読みました。
東北大学加齢医学研究所の教授が書いた本です。
脳の健康のためには次の3つが大事だそうです。
1.知的好奇心
2.運動
3.コミュニケーション
そして、常にわくわくしていること。
年を取ってからでも何か趣味を持つとよいそうです。
趣味を見つけるには、昔やっていた習い事をまた始めてみる、というのもいいし、だれか身近な人がやっていることを教えてもらうのもよい。何も見つからなかったら、家の近所の散歩でもよい。散歩は運動にもなるし。
というあたりが印象に残りました。
先日、テレビでお茶を1週間にお茶を一回も飲まない人のほうが、毎日飲む人よりも認知症になりやすい、というデータが紹介されていました。これはカテキンが認知症に効く、というよりは、毎日お茶飲みをする人は、よく人とコミュニケーションをとっているけれども、週に1度もお茶を飲まない人は、人と交流がない、ということなのでないでしょうか? やっぱりコミュニケーションって大事ですよね。
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【コミック】「壬生義士伝 7」
コミック「壬生義士伝」の7巻が発売になりました。
5巻から始まった池田七三郎の証言による吉村貫一郎の生き方が描かれた第三章が完結しました。
池田七三郎は、商家に生まれながらも名字帯刀を許された家に育ち、剣術を学んでいたが、そこを飛び出し新選組に飛び込んだ若者。新入隊士らの教育係としての吉村貫一郎の優しさと、見た目からは想像できない剣術の腕前を語ります。
7巻では、大政奉還、王政復古のあと、新選組が運命に翻弄されるさまと、「人間」としての生きる道を説く、吉村貫一郎の姿を描きます。
先日のNHKの「慢勉」という番組に、作者のながやす巧さんが登場していました。
他の漫画家と違って、背景なども含め、すべて一人で書いているのだそうです。
こんな楽しいこと、ほかの人にやらせるのはもったいない、と語っていました。
1枚1枚心を込めて書いている様子が画面から伝わってきました。
時間がかかっても最後まで完結させてほしいです。
番組の詳細はこちら↓
http://www.nhk.or.jp/manben/nagayasu/
壬生義士伝 7 (画楽コミックス愛蔵版コミックス)
ながやす 巧 浅田 次郎
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「一瞬で自分を変える法 」(アンソニー・ロビンズ)
「●世界No.1カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法 」を読みました。
こういう本って読んでるときはやる気がでたり、自分が変われそうな気がするのだけれど、読み終えて少しすると忘れてしまったりするんですよね。
ということで、読んでみて気になったところをメモ代わりに書いておきます。
NLPの技術を実践すれば、相手の心を読み取ることができる。視覚、聴覚、体感覚のうち、どの感覚を重要視するかを見極めることにより、相手へのメッセージを届けやすくなる。
コーチングの講座でもよく聞く「ラポール」の重要性、「ミラーリング」や「「ペーシング」の効果について。
コミュニケーションは「ボクシング」ではなく、「言葉の合気道」で。(相手の感情に理解を示し、尊重することが大事)
結論は、自分を変えるには、「目標」を持って、「行動」しよう、という、どの自己啓発本にも書いてあるようなことなのだけれど、本書に登場するいろいろな事例は読んでいて興味深く、さすが、カリスマコーチの書いた本です。
コーチングについては、習ったり練習したりしているのだけれど、NLPについてもこれから学んでみたいと思いました。
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- [2017/04/08 13:57]
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