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「働く人改革」(沢渡あまね) 

沢渡あまね著「働く人改革」を読みました。

題名は、"働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 " で、表紙は「働き方」のところに二重線がひいてあって、「働く人」に直してあります。

今はやりの「働き方改革」が、現場の感覚とずれているところに注目し、どうしたらいいかを、うまく行った実例をいくつもあげて紹介しています。

仕事の中には、「ネガティブな仕事」と「ポジティブな仕事」の二通りあり、「ネガティブな仕事」を減らし、「ポジティブな仕事」を増やす方法を考えよう、と提案します。

時間をつくって、職場で「ネガティブな仕事」「ポジティブな仕事」を書き出してみる。それをチームで共有し、何がネガティブで、何がポジティブかの意識を合わせる、ネガティブな仕事を減らす検討に着手する、という3つをやってみては、ということ。

ネガティブな仕事が減らせたら問題ないのだけど、そう簡単にやめられるのかな?と思いますが、試してみる価値はあるかも。
それに、人によって、ポジティブかネガティブかの感じ方が違うかも。違うとしたら、分担を変えるだけでもみんながしあわせになるかもしれません。

うまく行っている職場が取り組んでいるのは「知る」「つながる」「やってみる」「やめてみる」の4つ。

「知る」
職場の人、会社の歴史、自社の製品、外の世界を知ることで何かが変わるかも。
「つながる」
社員同士がつながる場を作る。これはいろいろ実例があげられています。
「やってみる」
新しいことを始めるときは、期限を決めたり、続けるかどうかの判断基準を作っておく、のがよい。
「やめてみる」
古くから続いているルーチン業務、見直してみる。とりあえずやめて様子を見る、という提案。

改革を長続きさせるキーワードは、「さりげなく」「もっと素直に!」「らしさ」の3つ。
自分の職場にあった改革を、というまとめでした。

自分のところで取り組むなら、どこからでしょうか。
とりあえず、お互いを知る、というところをもっと進めてみたいような気がします。

働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 (できるビジネス)働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 (できるビジネス)
沢渡あまね

インプレス 2017-06-16
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「一応の推定」(広川 純) 

東京に出張した時、空いた時間に入った「ブックファースト」で、「PUHS! 1st.」(ブックファーストのイチオシ本)というコーナーがありました。
ブックファーストのスタッフが、多くの既刊本の中から、埋もれてしまうには惜しい本を紹介する、というコンセプト。
私も好きな「ダックコール」や「人間はどこまで耐えられるのか」が選ばれており、興味を持ちました。
その中から2冊ほど選んで、ホテルの部屋で読みました。

1冊目は、広川純の「一応の推定」です。

駅のホームから転落した老人は、事故死だったのか?それとも保険金目当ての自殺だったのか?
老人の孫娘は、海外へ渡航しての心臓移植のための費用が必要な状況。
遺書はないが、カバンが立てかけてあったところから、自殺の可能性も捨てきれない・・・。
ベテランの保険調査員村越が、地道に調査に取り組みます。
その中で見えてきた真実とは?

2006年に書かれた本作と、現在の臓器移植をめぐる状況は異なっていますが、小説としてのこの作品の価値は変わらず、プロとしての矜持を持って「真実」を追及する保険調査員を描き、上質なミステリーとなっています。
この本を薦めてくれた「ブックファースト」の書店員さんたちに感謝。

一応の推定 (文春文庫)一応の推定 (文春文庫)
広川 純

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「『ほめちぎる教習所』のやる気の育て方」 

「『ほめちぎる教習所』のやる気の育て方」を読みました。

三重県の「南部自動車学校」は2013年2月から「ほめちぎる教習所」としてリニューアルされました。
自動車学校といえば、何回も試験に落とされたいやーな思い出しかないのですが、こういう自動車学校もあるのですね!

生徒が言うことを守らないと危険な目に合う、そのためには厳しく指導する、という考えでやっていたものを、ガラッと変えてほめるようにしたらむしろ免許の合格率がアップしただけではなく、卒業生の事故率も半数近くにまで減少したのだそうです。

これまで厳しく後輩を指導してきた自分のやり方を全面的に見直さないと!と思いました。
コーチングを勉強して「承認」の大切さを学んだつもりではいたのですが、実践ができていませんでした。

「ほめる」ことを始めたら、「ほめた側」にいいことが起こる、というのもすごいです。
ほめる練習、今度みんなでやってみたいです。

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