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「特別展ミイラ」 

先日、上野の国立科学博物館で開催中の「特別展 ミイラ」を観に行ってきました。

世界各国のミイラが集められていました。
それぞれのコーナーに、短時間の映像での解説があり、理解を深めてくれます。
音声ガイドは、大沢たかお。
解説の小さな文字を読まなくて済むので、音声ガイドは便利です。

今回、わざわざミイラ展を見に行こうと思ったのは、ミイラのCT画像の撮影と3D構築に関わった方から直接話を聞く機会があったからです。
ミイラの体内がどうなっているか、CT画像により調査し、その結果は今回のミイラ展でも紹介されていました。南米のミイラを貸し出してもらうことができたのも、日本で科学的な調査を行うことができるから、という話でした。
また日本のミイラとして、即身仏も展示されること、即身仏もCTで調査したことなども話を伺いました。
「本草学者」のミイラは、薬学の研究の末、自ら腐敗防止のために「柿の種子」を飲みこんだこと、なども明らかにされたそうです。

ミイラ展では、世界各国の死生観、そしてミイラのいろいろな作り方を学ぶことができ、猫のミイラも見ることができました。


参考書籍、いくつか載せておきます。

カラー版 世界のミイラ (宝島社新書)

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教養としてのミイラ図鑑: 世界一奇妙な「永遠の命」
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日本の即身仏について詳しいのはこちら。
なお、ミイラ展での即身仏の展示は一体(福島県にある貫秀寺に安置されている≪弘智法印 宥貞≫)でした。

新編 日本のミイラ仏をたずねて
土方 正志
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「慟哭は聴こえない」(丸山正樹) 

丸山正樹の「慟哭は聴こえない」を読みました。
手話通訳士・荒井尚人が主人公の「デフ・ヴォイス」シリーズの3冊目です。

このシリーズを読んで、日本手話と日本語対応手話の違いや、コーダ(Children of Deaf Adults 聞こえない親から生まれた聴こえる子ども)という言葉を知りました。日本手話は、一つの言語であり、文化である、ということも。

「慟哭は聴こえない」には、4つの短編が収められています。
ろうの夫婦の受診の通訳を依頼されたけれど、産婦人科診察の現場で断られた「慟哭は聴こえない」、人気モデルに手話を教えることになった顛末を描く「クール・サイレント」。身元不明の男の死亡をめぐる「静かな男」、聴覚障害者が原告の裁判の通訳を依頼される「法廷のざわめき」。
家族が増え、家族との関係も年数を経て変わっていく様子や、前作での登場人物たちのその後が出てきたり、といろいろ楽しめました。

知らなかった世界に出会うことができる、という小説ならではの感覚を味わうことができて満足しました。

慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス)
丸山 正樹
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未読の方はこちらからどうぞ。おすすめです。
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士 (文春文庫)
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