「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」石田衣良 

池袋ウェストゲートパークの最新刊「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」を読みました。

いつもの通り、マコトは、トラブルをうまく解決してくれます。
IWGPのファンなら誰でも、マコトに再会できてうれしかったはず。

マコトのいいところは、常に弱い者の味方だということ。
ホームレスや詐欺の被害者たちの話を聞いては、報酬もなしに、トラブルに飛び込みます。加害者が許せないという発想は、安心して読ませてくれますが、自分の身の危険を顧みない行動は読者をハラハラドキドキさせてくれて、読むのをやめられません。

今回のタイトルにもなっている「ドラゴン・ティアーズ」は中国人研修生の悲惨な状況を取り上げています。
この解決方法はちょっと裏技的で、一人助けたからどうなの?という気持ちも残りますが、一人でできることはこのぐらいしかない、という現実もまた伝えているのかもしれません。

時代を鋭く描くIWGPはやはり単行本で読むのがおすすめ。
文庫になるころには、鮮度が落ちてしまうから。

4163283501ドラゴン・ティアーズ──龍涙
文藝春秋 2009-08-07

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コメント

このシリーズだけは・・・

私も石田衣良でこのシリーズだけは店頭で見つけてしまうと買ってしまいます。他は図書館にリクエストして順番待ちなのですが…

牛くんの母さん☆こんばんは
>文庫になるころには、鮮度が落ちてしまう
同感ですねぇ。こんなひどい事件と思っていても、しばらくするともっとトンデモないことが起きるこの頃ですもの。
衣良さんの他の作品は良かったり悪かったりがあるけど、このシリーズだけは安心して読めますね。
今回もマコトくんのお母さんがカッコよかったです!

みゃおマムさんへ

みゃおマムさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。
石田衣良の作品は、いろんなのありますからね・・・。このシリーズだけは特別というのもよくわかります。

いま話題の結婚詐欺事件なんかもマコトがいれば、どういう風に解決してくれたかな?なんて池袋の豪華マンションの様子をテレビで見ながら思いました(笑)

Rokoさんへ

Rokoさん、こんばんは~。

マコトの母、今回も大活躍でしたね。よく決断したと思いました。
いつものメンバー、サルと崇は活躍してましたが、刑事さんだけは、名前だけの登場だったんで笑ってしまいまいた。

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