「アフリカの風―サバンナ・生命の日々」小倉寛太郎 

小倉寛太郎さんは、日本航空の労組委員長を務め、時間短縮や大幅賃上げを獲得しましたが、その後カラチ、テヘラン、そしてナイロビと長期の海外勤務をさせられました。山崎豊子の「沈まぬ太陽」の主人公、恩地元のモデルとなった方です。
実際の経歴は、小説の恩地元とは若干違うのですが、会社からの嫌がらせに屈せず、自分の信条を貫きとおしたというのは本当です。

定年退職後に、写真業、著述業を本格的に始め、写真集や本を何冊か書いています。

私が持っているのは、「アフリカの風―サバンナ・生命の日々」。
アフリカ、サバンナの動物たちの写真集です。
群れで移動していたり、木の上で昼寝していたり、壮大な自然の中の動物たち。
出産直後の母子、獲物を狙う真剣な眼差し、交尾するライオン。
そして動物たちの背後の朝、昼、夕と表情を変えるアフリカの空がとても美しい。
アフリカに出かけることはできないけれど、この写真集を開くと、いやされます。

動物好きな方にはたまらないと思います。

4104416010アフリカの風―サバンナ・生命の日々
新潮社 2000-11

by G-Tools


実は、私が持っているのは、サイン入り。
2001年に、小倉さんの講演を企画したことがあり、その時にサインしてもらったのです。
小倉さんは、ジェントルな感じで、とても素敵な方でした。
「自分が辞めることで喜ばせたくない人たちを喜ばせ、悲しませたくない人を悲しませる結果となる」という言葉は、講演を聞いた私たちの心に残りました。
仲間がいたからこそ、過酷な境遇にも耐えられたのでしょうね。


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コメント

さすが、牛くんの母さん!
サイン入りというのが、今となっては凄いです。
小倉さん、最終的にアフリカの大地をこよなく愛することになったのが、運命というか、大きな目に見えない流れを感じますね。

sakura-kanade さんへ

sakura-kanade さん、こんばんは~。

小倉さんは、アフリカの動物たちは、フィルム会社のまわし者だ、と言ってました(笑)
アフリカに行った人たちはみんな、写真撮りまくりらしいです。

ブルーバックスの「フィールドガイド・アフリカ野生動物―サファリを楽しむために」は、写真だけでなく、動物についての解説も載っていて、値段も写真集「アフリカの風」に比べるとお手頃ですよ。

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