「できれば晴れた日に 」 板橋 繁 

「できれば晴れた日に―自らの癌と闘った医師とそれを支えた主治医たちの思い 」は、がんと闘ってきた外科医がみずから癌になった時、何を考え、どう行動したのかを綴る稀有な記録。

闘病記としての時系列の日記だけでなく、その日記を書いた時の思いや状況も、あわせて後で自己分析して書いている。また、同僚の医師たちによる感想なども付記されており、客観的な状況もわかる。

子どもたちの未来を見ることができないという無念さ。自分がいなくなったあとの家族の経済状況を心配し、具合が悪くなってからも仕事を続ける様子。
タイトルの「できれば晴れた日に」は息子の言葉から。
また、父が忙しく働いていて子どもと接する時間がなかったことをさして子どもが行った言葉「練習かもしれない」は胸に迫る。

最後のサッカーの試合での奇跡。

重い話なので、メンタル面に自信がない人や、自分が同病の人は読まないほうがいいかも。
そうでなければ、癌で死ぬということ(日本人の3人に1人はがんで死ぬ)を理解するために、読むべき本なのかもしれない。

4892696757できれば晴れた日に―自らの癌と闘った医師とそれを支えた主治医たちの思い (へるす出版新書)
へるす出版 2009-05

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