「フリーター、家を買う。」有川浩 

有川浩の「フリーター、家を買う。」を読みました。

主人公の武誠治は、そこそこの私大を卒業して、そこそこの会社に就職したけれども、何かの宗教みたいな新人研修についていけずに、入社3カ月で辞表を提出。その後は就職もうまくいかず、だらだらとアルバイト生活をしていたのですが、母の病気をきっかけに、少しずつ変わっていきます。
アルバイト先の同僚の肉体労働者のおっさんたちからは、父親との付き合い方を教えてもらい、父からは、就職活動についてアドバイスをもらい、正社員になっていく誠治。
前半は暗い話が続きますが、後半は物事がどんどん動き始め面白くなっていきます。
働くということ、家族と向き合うことに真剣に悩む青年の姿を読むのは心地よかったです。

恋愛は最後のほうにちょっとだけ。それも硬派な二人のラブストーリーで、こういうのもいいかな、という感じでした。

4344017226フリーター、家を買う。
幻冬舎 2009-08

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コメント

こんばんは。

私の方もトラバさせていただきました。

多分野に渡って紹介されているんですね!

児童書も良書が多いですが、子供がいないと読む機会もあまりないんですよね・・。
興味深々です♪

牛くんの母さん☆こんばんは
誠治くんのように、世の中を渡っていくための基本みたいなものを知らずに育ってしまった若い人たちが増えてしまったんですね。
それを教えてあげられるのは、彼らのそばにいる大人なんだよってことを教えられたような気がしました。

ruruさんへ

ruruさん、こんばんは~。
コメント&TBありがとうございます。
児童書、子どもたちに読ませる本を探すために読んでいたのですが、大人が読んでも面白い本もたくさんありますよ~。
試しに読んでみてくださいね。
では、これからもどうぞよろしく。

Rokoさんへ

Rokoさん、こんばんは~。
常識を知らずに育ってしまった若者ですか・・・。
職場の若い人たちの中にも常識を知らないと批判される人がいたりしますが、一方で自分の子どもはどうかといわれると、常識を教えきれているかどうか、自信がなかったりします。
親だけではなく、周りの大人が教えていくことが大切なのかもしれませんね。
親の言うことは聞かなくても、部活のコーチとか他の大人に言われたことはちゃんと聞く子どもたちの様子をみていると、親以外の大人との接点を作ることが必要なんだと思いました。

牛くんの母さんこんばんわー

今まさにフリーターのヘタレにはグサリとくる1冊でしたね~(汗)

実は本屋大賞の1次選考にいれていたのですが、2次まで残りませんでした…

でも「植物図鑑」がノミネートされたのでファンとしては満足です(笑)

ヘタレオオカミさんへ

ヘタレオオカミさん、こんばんは~。

本屋大賞って、いつ発表になるのでしたっけ?2次の結果、気になります。
確かに、「フリーター、家を買う。」よりは、「植物図鑑」のほうが、インパクトが強かったですね・・・。

確かに前半はご近所いじめ問題や家族の病気と父親の無理解にむかむかしながら読んでいました。
お姉さんは正論でお父さんを説得しようとしますが、「女でしかも自分の娘」から言われると正論でも聞けないんでしょうね。お父さんがここまでなんとか協力的になれたのも誠治が息子だったからなのかな、と思いました。
父親への対応の仕方を教えてくれた職人のおっさんたち、かっこいいです。

日月さんへ

日月さん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。

後半の仕事小説の部分はとってもよかったけれど、前半は読むのがつらい人もいるかもしれませんね。

女性からの正論、聞いてくれない男って結構いるかも。困ったものです。
一方で、職場のおっさんたちのアドバイス、いい感じでしたね。

テレビドラマがねぇ…、最終回をのぞけば、じつに陰湿的に暗いので、どうも有川浩さんらしくないなあ、と思ってみていたのですが、描き方まで、TVドラマのようなのでしょうか?
まあ、いずれ読むつもりでいますけれど。

ディックさん、こんにちは~。
テレビドラマ、私も見ていました。
原作とは設定がだいぶ違うようで、ちょっと残念でした。
原作では、誠治が就職してからの活躍も書いてあり、その辺がむしろ面白かったのですが。ドラマでは描かれていませんでした。
ま、別物と思って、読んでみてください。原作の良さを半分も出せてないドラマでしたから。

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