「ワールド・カフェをやろう」 

「ワールド・カフェをやろう!」という本を読みました。

「ワールド・カフェ」というのは、カフェのような自由な雰囲気で、人々と対話をしながら、集合知を生み出すという新しい手法です。

一方的な伝達ではなく、それぞれのメンバーが互いの経験や知識を伝えあう中で、新しい気づきやアイデアが生まれてくるのです。

ワールド・カフェのやり方は、こんな感じです。

1)第1ラウンド(テーマについて探求する):参加者が4~5名ずつのグループに分かれ、テーブルの上の模造紙に自由にいたずら書きをしながら会話をします。
2)第2ラウンド(アイデアを他家受粉する):各テーブルに一人だけ残し(テーブル・ホスト)、ほかの参加者は「旅人」となって他のテーブルに移動。移動先のテーブルでは、テーブル・ホストがこれまで出たアイデアを紹介し、旅人は、自分がいたテーブルの話し合いの内容を紹介したり、新しいアイデアを追加したりしていきます。
3)第3ラウンド(気づきや発見を統合する):旅人が再び元のテーブルに戻り、旅先で得たアイデアを持ち寄って、メンバーとの対話を続けます
4)全体セッション(集合的な発見を収穫し、共有する):参加者全員で、それまでに得られてアイデアを共有します。

私自身は、まだワールド・カフェに参加したことはないのですが、この本を読むと、ぜひやってみたい!という感想を持ちました。

この本の中では、ワールド・カフェを主催する場合に役立つよう、進行役のシナリオまで載っています。
(こういう新しい手法の紹介の本の中には、実際には有料の講習会に出ないと核心部分がわからないような本もありますが、この本はとっても親切。ワールド・カフェを日本中に広めたい!という熱意が伝わってきます。)

また、企業や地域、読書会、プロのスポーツチームなど、さまざまな事例も紹介されており、こういうやり方もあるのね、と参考になります。

職場の新人教育などで、これまでKJ法でおこなってきた部分などは、このワールド・カフェを取り入れたらより面白いかもしれません。
職場で、あるいは地域で、いろんな場面で活用できる手法なのではないか、と思いました。

4532314887ワールド・カフェをやろう
日本経済新聞出版社 2009-11-13

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コメント

ワールドカフェ

このワールドカフェという手法によく似た「ジグソー学習」という学習活動は、学校でもやっています。班ごとに分かれて自分たちが調べた内容を伝達し合うというものです。生徒のプレゼン能力を高める方法として、また、班ごとに調べた内容を共有化する方法としてとても有効なやり方です。このワールドカフェという手法は、教員の研修方法としても使えそうです。紹介ありがとうございます。

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