「ソキョートーキョー」大竹昭子 

「ソキョートーキョー」は、漢字で書くと「鼠京東京」。

再開発が迫る古い団地に住む幸太は、夜間清掃の仕事をしながら小説を書こうとしている。彼がペットとして飼っているのは、スナネズミ。
もう一人(一匹?)の主人公アルタイは、地下のネズミたちの町で新聞を売りながら暮らしている。
ネズミたちの町「鼠京」では、ドブ族とクマ族、そしてスナ族がそれぞれうまい具合に住み分けていたが、開発のために住処を失った新移民たちがやってきて・・・。

人間たちの世界と、ネズミたちの世界が、うまい具合にリンクしている様子が面白い。

ネズミたち同士の悲惨な紛争や災害。
人間の世界と同じようなことが地下でも起きている。
しかし、ネズミたちの方が、うまい解決法や希望を持っているようだ。

中学生や、高校生にも読んでもらいたい物語。

著者もスナネズミを飼っているということだが、ネズミに対する愛情が感じられ、嬉しくなってしまった。


4591115313ソキョートーキョー【鼠京東京】
大竹昭子 オオタケアキコ
ポプラ社 2010-02-09

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