「ミムス―宮廷道化師」リリ・タール 

「ミムス―宮廷道化師」は、中学生の夏休みの読書におすすめの1冊。

モンフィール王国の王子フローリンは、謀略により敵である隣国に捕らえられてしまいます。父のフィリップ王や父の重臣たちは、敵国ヴィンランドの城の地下牢に幽閉、フローリンは、宮廷道化師にされてしまいます。
宮廷道化師見習いとして師匠の「ミムス」のもとで、厳しい修行をさせられフローリン。王子時代には味わったことのない飢えや寒さ、人間として扱われない屈辱、裏切りへの怒りや、父がいつ頃されるのかという不安や、絶望などを感じます。

フローリンは、敵国の宮殿での生活の中で、愛する父の過去や、憎むべきテオド王が実は家族には優しい父親であることなど、人間の二面性を知るのです。

フローリンの運命はどうなるの?と途中でやめられない面白さでした。
YAに分類されるけれど、大人が読んでも読み応えのある作品です。
小学生でも、ハリー・ポッターを読むような読書好きの子なら、読みこなせると思います。

4338144319ミムス―宮廷道化師 (Y.A.Books)
リリ タール Lilli Thal
小峰書店 2009-12

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