「太陽のパスタ、豆のスープ」宮下奈都 

宮下奈都の「太陽のパスタ、豆のスープ」を読みました。

「よろこびの歌」「スコーレNo.4」の2冊を読んで、この作者はすごいと思ったのですが、この「太陽のパスタ、豆のスープ」もいいですねえ。おすすめの1冊です。

婚約者からいきなり婚約破棄を言い出され、衝撃を受ける明日羽。寝込んでいるあすわに、叔母の六花がやってきてドリフターズ・リスト(漂流者のリスト)を作るようにいいます。リストはやりたいことや、楽しそうなこと、ほしいものを全部書き出し、自分でひとつずつかなえていくというのです。

叔母の六花や幼なじみの京、そして友人に支えられ、引越しをしたり、美味しい物を食べたりしながら、少しずつ立ち直っていく明日羽。
どん底まで落ち込んでいる冒頭のあたりは読むのが辛くなる人もいるかも知れないけれど、ラストに向かうに連れて、読んでいる方も励まされるストーリーです。

細かいところでも、こういう気持ちわかる~、とかこういうことあるよね!という場面が随所にあり、この作家のうまさを実感させられました。
この作家の本は今後も全部追っかけていくことになりそうです。

4087713326太陽のパスタ、豆のスープ
宮下 奈都
集英社 2010-01-26

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コメント

本当にいいですね。
でも、宮下奈都さん、作品があまり多くないので、すぐ全部読み終えてしまうところが要注意です。

コメントいただき、ありがとうございます。
宮下奈都さん、アンソロジーでも良い作品ありますよね。ワタシも好き。

時折さんへ

時折さん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。

宮下奈都さんの本、まだ読んでいないのは、「遠くの声に耳を澄ませて 」と、アンソロジーに載っている短編だけになってしまいました。
楽しみはあとに残しておきましょうか。

chibeeさんへ

chibeeさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。
アンソロジーって「コイノカオリ」ですか?
Amazonの書評でもすっごく評判がいいですね。気になります!

宮下奈都さん、初めてだったのですが、いいですね。登場人物が本当に隣にいそうな感じがします。食べ物についても肩肘はらない毎日のごはんの大切さがじんわりと伝わってくる物語でした。

日月さん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。
宮下奈都さんの本、これまで読んだものに、はずれはありません!おすすめの作家さんです。

新作も早く読みたいなあ。

よかったです

ガンガン励ましてくれるのでなく
じんわりと温かく包んでくれる感じがよかったです。

読む前は「???」のタイトルも、読後はしみじみと響いてきますね。
宮下さん、本当にいいですね。

なぎさんへ

なぎさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。

「太陽のパスタ、豆のスープ」、文庫化もされましたし、そのうちドラマ化もされるんじゃないかな、と思ってしまいました。

宮下奈都さんの小説、いろいろありますけど、こういう働く女性が主人公のものが一番すきですね


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宮下奈都『太陽のパスタ、豆のスープ』

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  • [2010/12/27 23:18]
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