「天地明察」冲方 丁 

冲方 丁「天地明察」、ようやく読みました。
さすが、2010年本屋大賞を受賞しただけあって、面白かったです。

四代将軍徳川綱吉の時代。主人公の渋川春海は、碁打ち衆として、将軍の前で碁を打ったり、大名たちにごを教えることを職業としている。囲碁だけの世界に飽き、和算の世界にのめり込むが、関孝和を知りその才能に打ちひしがれる。
春海は、暦を作る事業を命じられるが、そこからは長い道のりを必要とした・・・。

実在した人物をモデルに、初期の江戸時代を舞台した歴史小説なのですが、とても読みやすく、またストーリーも
盛りだくさんで、読み応えのある一冊でした。

腰に下げた慣れない刀を持て余したり、神社に座り込んで数学の問題に夢中になって笑われたり、とスーパーヒーローには程遠い主人公が、最後には着々と布石を打って政治的にも勝ちに行くあたり、成長を感じさせます。

歴史小説は、漢字が多くて苦手、なんていう中高生にもおすすめの一冊です。

404874013X天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-12-01

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(2012年9月11日追記)
文庫化されてます。
まもなく映画も公開されます。

天地明察(上) (角川文庫)天地明察(上) (角川文庫)
冲方 丁

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-05-18
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天地明察(下) (角川文庫)天地明察(下) (角川文庫)
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コメント

とてもおもしろかったです。

9月に読みましたけど、ほんとうに評判以上のおもしろさでした。
まだまだこれから読もうという人がいるので、大きな声で内容を語れないのが残念です。
歴史上の事実がうまく物語化されていますね~。

今村 咲子さんへ

今村 咲子さん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。

この作家さんは、初めて読んだのですが、もともとラノベの作家さんなのですね。
他にもいろんな作品を出しているようで、若い人達に人気なのかな。
おすすめのがあったら教えてくださいね。

SFの「マルドゥック・スクランブル」(ハヤカワ文庫)を読みました。その後かなり話題になりましたが、本書のような分野とはまったく違うので、本書はどんなものかなあ、と思っておりました。
こちらの感想を読んで、それではそろそろかなあ、と腰を上げる気になってきました。
個人的には、上のSFはあまり好みではないのですけど…。

ディックさん、こんにちは~。
「天地明察」、おすすめですよ!
さすが本屋大賞です。

「マルドゥック・スクランブル」はSFなんですね。読もうかどうか、迷うところです。

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