「ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯」 

「ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯」を読みました。

1940年のロンドン郊外、巣から落ちたスズメの雛を拾った著者は、熱心に看病します。元気になったら野生に返してあげるつもりでしたが、足と羽に障害をもっていたため、そのまま飼うことにします。
クラレンスと名付けられ、音楽家の著者のピアノを愛し、野生のスズメとは違った歌を歌い(人前で歌う前に一人で練習しているですよ!)、慰問先では芸をして戦時下の人々の心を和ませます。
成長してからは、他の鳥を寄せ付けず、「私」に愛を仕掛けます。
12年と長生きをした彼は、老化による病気とも果敢に闘ったのでした。

一羽のスズメの生涯を、梨木香歩さんの翻訳による格調高い文章で綴るこの本は、装丁も素敵で、酒井駒子さんのイラスト入りの箱に入っていて鳥好きな人へのプレゼントにも最適と思います。

鳥やペット大好きなひとにおすすめの一冊。

4163733000ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯
クレア・キップス 梨木 香歩
文藝春秋 2010-11-10

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