「ハブテトル ハブテトラン」中島京子 

「ハブテトル ハブテトラン」を読みました。
著者は、「小さいおうち」で直木賞を受賞した中島京子さん。

小学5年生の大輔は、学級委員をしていましたが、学級崩壊のクラスと担任の無理解から不登校になっています。
夏休みに、母の故郷である広島県福山市松永町に行き、そのまま二学期を過ごすことになります。
着いてそうそう、おじいちゃんが骨折したからと、代わりにハセガワさんという怪しげな人がおんぼろの車で迎えに来ていて、これからどうなるの?と不安になります。

学校では初日から友だちができ、一緒にお祭りに参加したり、楽しく過ごすなかで、生きる力をもらった感じ。
ある日、前の学校から引きずっていたあることを自分の力で解決しようと、大きな冒険にでかけます。このあたりがクライマックスですね。

ハセガワさんや大輔の祖父母、友人たちや母の同級生である担任教師など脇役が、いい味だしているのと、方言をうまく使っているあたりもこの本の魅力です。
子どもが読んでも大人が読んでも楽しめる一冊です。

表題の「ハブテトル」は備後弁で「すねている、むくれている」という意味。「ハブテトラン」は否定形だそうです。

4591120961ハブテトル ハブテトラン (ポプラ文庫)
中島 京子
ポプラ社 2010-09

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