「読書介助犬オリビア」 

今日は、小学生の読書におすすめの本をご紹介します。
「読書介助犬オリビア」という本です。

看護師の仕事をしていたサンディは、病院のボランティアサービス部門でアニマル・セラピーに取り組もうとしていました。
アニマル・セラピーとは、訓練された動物と共に病院や施設を訪問し、治療の手助けをするもの。
さらに、動物と触れ合うことで人が癒されるという効果を利用した活動も行っていきたいと考えたサンディは、動物保護施設を訪ね、ふさわしい犬を探します。
そこで出会ったのが真っ黒なくるくる巻き毛の犬。安楽死寸前のところをサンディに救われ、オリビアと名付けられます。

サンディはある日、子どもたちが犬に本を読み聞かせするイベントを思いつき、さっそく行動に移します。
図書館で働いている友人とともに、「ドッグ・デイ・アフタヌーン(犬と共に過ごす午後)」というイベントを企画し宣伝するのです。
いつもは絵本を読んでもらう子どもたちが、逆に、犬に本を読んであげるというイベントです。
文字を読むのが苦手で、学校では笑いものになっていた子どもが、たどたどしく読んでも、犬は笑わずに最後まで聞いてくれました。
イベントのたびに訪れて犬とともに絵本を読むうちに、だんだん読書がじょうずになっていく子どもたち。
なんて素敵なイベントなのでしょう。

犬との読書の効果に驚いたサンディは、学校でも同じ取り組みを始めます。
環境が悪い地区の底辺校で、成績の悪い子どもたちを集め、犬を相手に本を読み聞かせしてもらうのです。
この取り組みの結果は目をみはるものでした。
セラピードッグとしての訓練をうけた犬たちと、ボランティア活動として人のために何かをしようとする人々。
それぞれの力が、子どもたちの教育にとってものすごい効果をあげたのです。

犬は人間より短命ですから、別れもあります。
初代の読書介助犬オリビアは病死しますが、子どもたちから忘れられることはないのでした。

読書はあまり好きではないけれど動物が好きな小学生や、将来、動物に関わる仕事や、教育に関わる仕事をしてみたいと思っている小学生におすすめの一冊です。

こんな書き出しで、読書感想文を書いてみるのもいいかもしれませんね。
「『読書介助犬オリビア』という題を見て、犬が本のページをめくるのかと思いました。でも読んでみると・・・」

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