「花桃実桃」中島京子 

中島京子「花桃実桃」を読みました。

亡き父の残したおんぼろアパートの住み込み管理人になった43歳未婚の花村茜と、アパートの店子たちが繰り広げる日常生活。
父の愛人、ウクレレで失恋ソングばかり弾いている青年、整形手術を繰り返す女性、百人一首を英語で読む外国人の詩人など、風変わりな登場人物たち。
一章が一部屋の連作短編のようだったので、少しずつ読むつもりが、気がついたら読み終えていました。

三浦しをんの「木暮荘物語」も同じおんぼろアパートを舞台にした小説でしたが、作家さんによって同じ材料でも違う作品になっているのでどちらも楽しめました。
都会でもこういう人とのつながりがあるのだろうか、それとも現実にはないから小説に描かれるのだろうか、なんて思ってしまいました。
花桃館や木暮荘のようなアパートなら、「孤独死」などおこらないだろうな。

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中島 京子

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「花桃実桃」 中島 京子

会社をリストラされたアラフフォー独身女の茜は、父親から相続したアパート「花桃館」に移り住み、管理人としての生活をスタートさせた。しかし、そこには父の元カノの老婦人、家賃滞納のウクレレ弾き、生活能力の乏しいヘタレ親父、整形マニアの女性など、一癖も二癖もあ...

  • [2011/10/17 23:01]
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