「小説 琉球処分」大城立裕 

「小説 琉球処分」を読みました。

高校では世界史選択で、日本史についての知識は中学校が最後、という私にとって沖縄の歴史は、1972年の沖縄返還以後のことしか知りませんでした。
「テンペスト」を読んで、琉球王国が、冊封体制といって中国(清国)の臣下でありながら、一方で日本の島津藩にも従属していた、ということを知りました。
「小説 琉球処分」では、明治の世となり、琉球を日本に組み入れたい明治政府と、琉球王国をいかに守るか悩む琉球王国の支配層たちのせめぎあいを描いています。
戦略的に重要な位置にあり、独特な文化を持つ琉球王国。琉球側は、中国との長い間の関係を絶つことには抵抗がありますが、明治政府側はなんとしても日本の領土にしたいところ。藩王は病気であり、交渉の前面に立つことができない状態であり、家臣である士族たちは、日本からの申し入れにどう答えるか大いに悩みます。

長くて、しかもあまり楽しい話ではないので、読むのに結構時間がかかりましたが、沖縄について知るためには、これを読まなくては・・・と最後まで読み終えたのでした。

小説 琉球処分(上) (講談社文庫)小説 琉球処分(上) (講談社文庫)
大城 立裕

講談社 2010-08-12
売り上げランキング : 17397

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

小説 琉球処分(下) (講談社文庫)小説 琉球処分(下) (講談社文庫)
大城 立裕

講談社 2010-08-12
売り上げランキング : 24389

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

↓ブログランキング参加中。よかったらご協力をお願いします。
にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://peacemaker9.blog113.fc2.com/tb.php/1293-69e80ef0