「フェルメールの闇」田中 純
先日、「フェルメールからのラブレター展」を観てきました。フェルメールはたった3点でしたが、日本にいて本物を見ることのできる幸せを感じました。フェルメールと同時代のオランダの画家たちの作品もいろいろ展示してあってこちらも楽しめました。
フェルメール関連の本を探していたら、「フェルメールの闇」(田中 純)を見つけたので、読んで見ました。
ミステリなのですが、各章のタイトルが「小路」「絵画芸術」、、、というように、すべてフェルメールの作品の名前から取られており、小説自体も、フェルメールの未発見の作品や贋作がテーマになっています。
ミステリを読みながら、フェルメールの作品や歴史、贋作と模写などについての知識を得ることができる、という一粒で二度おいしい作品です。
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上記の本を読むのに、こういうのを手元において作品の写真を見ながら読むとより楽しめるかと。
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こちらも気になります。
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- [2011/12/05 23:38]
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