「ばくりや」乾ルカ 

乾ルカ「ばくりや」を読みました。

『あなたの経験や技能などの「能力」を、あなたにはない誰かの「能力」と交換いたします。まずはご来店ください』というチラシの文句に惹かれ、「ばくりや」を訪ねた者たち。
それぞれ、異常なほど女性に好かれる能力や、入社した会社が全てつぶれてしまう能力など、自分の運命を持て余した者たちが、「ばくりや」を訪ねるのだが、待ち受ける運命は?

乾ルカは何冊か読みましたが、短篇集のほうが、うまいと感じます。
この「ばくりや」は、ホラー系その他いろんなオチのある短篇が揃っており、満足させてくれました。

いちばん気に入ったのは、何をやってもタイミングの悪い女性が主人公の「ついてなくもない」ですね。この一篇があるとないとで、この一冊の印象がまるで変わってしまいます。

おすすめの一冊です。

ばくりやばくりや
乾 ルカ

文藝春秋 2011-10
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コメント

「ばくる」とか「ばくりっこ」って、
北海道の方言なんですね。
こっちにきて初めて聞きました。

作者もたしか、どさんこですね。

ちかおばちゃんへ

ちかおばちゃん(敬称どうしたら良いか、いつも悩みます^^;)、こんにちは~。
コメントありがとうございます。

東北地方の私の住んでるあたりでは「ばくる」は言いませんね。北海道と共通の言葉もたくさんあるのですが。

「ばくりや」は札幌のような街が舞台でした。

おもしろかった~。

ここで見かけて
タイトルと表紙に惹かれて
図書館で借りてきました。

はじめは、ブラックだなぁ~
と思ったけれど、手を変え、品を変えと
あの手この手でやってくるので、あきずに楽しめました。

私が好きだったのは「さよなら、ギューション」切なさがたまりませんでした。

なぎさんへ

なぎさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。

ブラックなものとそうでないものの療法が入っているところが、この本のいいところですよね。
乾ルカの本は何冊も読んでいますが、「あの日に帰りたい」「メグル」のような短篇集のほうが好きです。
機会があったら、これらもお読みくださいv-10

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