『「うつ」とよりそう仕事術』酒井一太 

mehoriさんのLifehacking.jpというブログで「誰もが読むべき心の処方箋「『うつ』とよりそう仕事術」酒井一太(Nanaブックス)」と紹介されていた、『「うつ」とよりそう仕事術』を読んでみました。

なかなかいい本です。

うつ病で2回休職した著者が、治療もしながら、いろんな仕事術の本を読み、自分で試してみて使えるとわかったあれこれの工夫が紹介されています。

「ステップ1生活編 復職までにしておくこと」では、まず家事からはじめる、とかリラックス法を学ぼう(笑うこと、ほめられることの2つがおすすめ)、第4の人間関係を構築しよう(家族・学友・会社以外の友人を作ろう)などが紹介されています。

ステップ2基本編は、「仕事に対する考え方を改める」として、仕事を圧縮するという考え方を身につけることや、「GTD」をうまく活用する方法、「小さなスタート」を切っておく、など。

ステップ3応用編は、職場でできる小さな工夫として、不安や怒りへの対処法について。ステップ4改善編、うつと付き合う小さな工夫では、成長を信じ、クオリティライフを大切に、と述べられています。

巻末コラム『うつ病患者が考える「うつ病の人との接し方」』も参考になります。
会社では、うつ病患者の過剰なくらい多くのことを心配する性質を利用して、プロジェクトの欠陥とか、段取りのモレの点検を依頼するといいのだそうです。
「頑張れ」と言うのがいけないというのはよく聞きますが、禁句を気にして敬遠するのもダメ。励ますのではなく「誉める」のはOKなのだそうです。

ストレスの多い今の時代、誰もが自身を失ったり、落ち込んだりすることがあると思います。本書は、うつ病でない人にとってもおすすめの本です。

「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)
酒井一太

ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2011-12-20
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本書にはGTDという仕事術がとっても参考になったと書いてあります。GTDでは、まず最初に、頭の中にある気になることをすべて収集するのですが、この時、不安に思っていることも全て書きだしたのだそうです。たくさんのネガティブな項目の中に少しだけでも「~したい」というのが出てきたのが救いになったとのこと。
また、GTDのワークフロー図に従って仕事を進めればいいというのが大きな安心感を生み出したといいます。
そして「@うつっぽいとき(仕事用/自宅用)」という「コンテキスト(状況ごとの行動のリストみたいなもの)」を作成しておくと
有効だといいます。

以前読んで一時やりかけたけれど、中断してしまっているGTDを再度始めてみたくなりました。
まず↓の本を再読することから始めましょうか。
ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド アレン 田口 元

二見書房 2006-05-18
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