小学生におすすめの本「盲導犬不合格物語」
「盲導犬不合格物語」は、盲導犬になるための訓練を受けながら、盲導犬になれなかった犬たちのお話。題名では不合格、となっているが、正式には「キャリアチェンジ犬」または「不適格犬」という。
盲導犬を一頭育てるのには、約400万円もかかるが、訓練した犬のうち約半数が盲導犬になれない。臆病すぎる、命令に忠実すぎる(自分の判断で飼い主の安全を守れない)、ネコが好き、無駄吠えをする、などちょっとした理由がもとで、盲導犬になれないことがあるという。
しかし、盲導犬になれなかったからといって、「ダメな犬」というわけではない。新たな飼い主を探してもらって、そこで人を幸せにしたり、活躍したりしている。
介助犬として障害者の手の代わりとして物を拾ったり電話を持ってくる犬、いじめの被害にあった小学生の心の支えとなった犬、マジシャンとして舞台にたつ犬・・・。
「盲導犬」にはなれなくても、訓練を受けた犬たちは、それぞれ別の場所で活躍している。人間だって、めざすものになれなかったとしても、それぞれ活躍できる場所があるんじゃないの?というメッセージを子どもたちに伝えてくれる本。
「☆取材こぼればなし」として、目の不自由な人のための施設でも盲導犬を室内に入れていけない施設があることや、介助犬を学校に連れて行くための認定のためには、横浜まで出向かなければならないこと、など、行政の側の不充分さ、不親切さにも言及している。
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- [2007/12/02 10:30]
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コメント
こんばんは〜。沢田さんは次は「引退盲導犬」のお話を書いています。ぜひ、読んでくださいね。
コメントありがとうございます
「引退犬命の物語―命あるかぎり輝きつづけた盲導犬たち」 (動物感動ノンフィクション) ですね。11月に出たばっかりの本ということで、今度探してみます。
情報ありがとうございました。
はじめまして。
訪問履歴よりワープ(ふる)してきました。
以前テレビで盲導犬の訓練に不合格になったレドリバーの特集を見たことがあります。合否は訓練ではどうにもならない犬の気質にかかわるところだと知って、少しつらくなった覚えがあります・・・・。
また、遊びにきますね。
では。
ヒロカツさん、
コメントありがとうございます。これからもどうぞよろしく。
盲導犬は、ユーザーさん(盲人)の安全を守ることが第一なので、かなり厳しい基準で選ばれるみたいです。
でも、盲導犬になれなくても、それぞれの場所で活躍している犬たちの話を、この本で読めてよかったです。