「狼ばば様の話」柏葉幸子 

「狼ばば様の話」を読みました。

昔話の研究をしているおばあちゃんと二人で大晦日を山里温泉で過ごすことになった瞳子。
おばあちゃんは、宿でピンチヒッターを頼まれ、山里温泉のいわれである「スガの平」の話を語ります。
この話が切なくて、心に残ります。
温泉のお湯が突然出なくなったことを知ったおばあちゃんは、スガの平にスキーで出かけようとします。
スキーのできない瞳子はひとり残されますが、そこで出会ったのは・・・。

ホテルやスキーという現代の物事と、昔話にでてくるような不思議なものたちの話とが、瞳子とおばあさんによって結び付けられて、一つの世界になる。見事です。

雪深い温泉を舞台にしたこの話、これからの季節に読むのにぴったりです。

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あとでわかったのですが、シリーズものの3冊目だったのですね。
この1冊だけでも十分楽しめましたが、瞳子とおばあさんの話、もっと読みたいです。
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