「シフォン・リボン・シフォン」近藤史恵 

近藤史恵「シフォン・リボン・シフォン」を読みました。

地方都市のさびれた商店街に、新しく開店したランジェリーショップ「シフォン・リボン・シフォン」をめぐる連作短編。
母の介護とスーパーのパートで生活が終わっている32歳独身の佐菜子の閉塞感。
商店街で米屋をしている均は、サラリーマンをしている息子のことが理解できていない。
「シフォン・リボン・シフォン」の店長のかなえもまた、自分の病気と、母の介護という問題に直面する。

本作はミステリーではなく、家族の関係をめぐる心の動きの機微を繊細に描写した小説。
身近な人からの一言が一生残る心の傷になることがあり、一方、長い年月の後には変化もある。
私も不器用で、不用意な言葉を子どもたちに言ってしまうことがあるので、気をつけなくてはとしみじみ思わされた。

シフォン・リボン・シフォンシフォン・リボン・シフォン
近藤 史恵

朝日新聞出版 2012-06-07
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