「楽園のカンヴァス」原田マハ 

「楽園のカンヴァス」は、今回の旅行のおともに選んだ1冊。
新幹線の中、ホテルの部屋、電車の中、と読み継いで、ラストに近づいた時に降りる駅が来てしまい、とても困りました。

美術館の監視員をしているシングルマザーの早川織絵。高校生の娘が心を開いてくれないのが悩み。

スイスの大邸宅に、ルソーの名作『夢』とほとんど同じ構図の絵『夢を見た』の真贋を見極めるために呼ばれた美術研究家オリエと、MoMAの学芸員ティム・ブラウン。
二人は、7日間かけて古書を一章ごと読み進めたあとで、絵の真贋を判断することを求められる。

古書に描かれていたのは、ルソーが生きていた時代の物語。

2000年の倉敷、1983年のバーゼル、1906年から1910年のパリ、という3つの時代と場所を行き来し、重層的な構造の小説の中に、名画の世界が広がります。
それに加えて、ビジネスとしての美術の裏話も知ることができ、満足できる一冊でした。

楽園のカンヴァス楽園のカンヴァス
原田 マハ

新潮社 2012-01-20
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