「世界で一番やさしい会議の教科書」 

「世界で一番やさしい会議の教科書」を読みました。
漫画っぽい表紙で、それほど期待せずに読み始めたのですが、なかなか濃い中身の本です。

初めて会議にでることになった入社2年目の鈴川葵は、自分の部署のグダグダした会議にあきれ、家に帰ってから愚痴を言います。
そこでアドバイスを始めたのが、ファシリテーション型のコンサルティングを仕事にしているで葵の父親。
「会議がつまらないなら、楽しくて充実した会議に変えた方がいいんじゃないのか?」

葵はアドバイスをもとに、会社の会議を少しずつ変革していきます。
最初にやったのは、会議が終わったタイミングで、「決まったこと、やるべきこと」を確認すること。
さらに、「だれが」「いつまでに」「何を」やるかも確認すれば完璧。

次には、どういう状態になったら「今日の会議終了!」と言えるかを確認し、時間配分もするようになります。
興味を示した葵の先輩、片澤もファシリテーションを学び始め、味方になってくれるのです。

二人は、葵の父から、「書くファシリテーション」(スクライブ)を学びます。
「書きづらいのはスクライブの技術不足が原因じゃなくて、単に議論がぐちゃぐちゃしているからだ」というのはなるほど、ですね。
スクライブの重要な役割は、「議論の見える化」と「議論の整流化」なのだそうです。

さらに問題解決の5つの階層を意識することや、「黙っている人の5分類」「会議の準備の4つのP(Purpose,Process,People,Property)」などが紹介されています。
物語仕立てでファシリテーションの仕方を、葵たちとともに学んでいくことができる一冊でした。

振り返ってみると、私が参加している会議もたくさんありますが、「終わった時の確認」「終了の状態の確認」がちゃんとやられていない会議も多いです。
葵を見習って、少しずつ変えていきたいものです。

世界で一番やさしい会議の教科書世界で一番やさしい会議の教科書
榊巻 亮

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