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「町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト」 

「町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト」を読む。

塩漬けされ、東京ドーム2つ分にも相当する広大な駅前の空き地が、「オガールプロジェクト」によって、住民が集い、過ごす場所になった。企画を成功させたのは、紫波町出身の岡崎正信。東京で都市再開発事業の仕事をしたのちに、紫波町に戻る。
町づくりを民間の事業として成立させる、というアイディアに、町長も賛同し、岡崎は大学院で公民連携の手法を研究し始める。

「町長の役目というのはね、この辺の方言で『ぶっかれテープレコーダー』なんですよ」と、何度も同じことを語る藤原町長。トップがぶれない、というのは大事なことだという。

フットボールセンターの建設に手上げし、さらにはバレーボール専用体育館まで作ってしまう。ここには全国からバレーボール選手たちが合宿を行うようになり、利益も十分に出るようになった。
図書館では農業支援を高く掲げるなど、他とは違った取り組みをする。

オガールプロジェクトを進めるにあたっては、経営的に成り立つかどうかの視点も重視し、またワークショップを繰り返し住民の意見もよく聞いた。「何がほしいか?」とは聞かず、「どういうことをしたいのか?」と理念を共有することから始めたという。

会議だけではものごとが進まない。オガールプロジェクトの担当者は、「たとえば、図書館をつくるという時に、他県にある最先端の図書館に教育委員会の職員と一緒に行くわけです。お金がないから、車に乗って何時間もいろいろな話をしながら一緒に移動します。一緒に話を聞けば、理解も深まる。そうした共通体験ひとつひとつが共通言語になっていきました。」と語る。
熱く語り続ける人がいてこそ、実現したのだろう。

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猪谷 千香

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