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「ハード・シングス」と「シリコンバレー」 

ベン・ホロウィッツの「ハード・シングス~答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか~」を読みました。

著者は、シリコンバレーの起業家、のちには投資家。
会社のCEOとして、多くの危機を乗り越えた経験が語られます。
一般人が経験しないような出来事が多いわけですが、それらの危機を乗り越える時に大切にしたことは、真っ当なことばかり。
たとえば、会社の危機を社員にすべて打ち明け、協力を依頼した結果、チームには犠牲を強いることになりましたが、社員たちは固いきずなで結ばれ成長したのです。
「今やっていないことは何か?」を聞くのは良いアイデアだ、というのも印象に残りました。

CEOとして大事なことは、前向きなこと=景気付けをいうことではなく、問題をありのままに伝えること。
主な理由は以下の3つ。
1.信頼なくしてはコミュニケーションが成り立たない。
2.困難な問題に取り組む頭脳は多いほど良い。
3.悪いニュースは早く伝わり、良いニュースは遅く伝わる。

人を正しく解雇する方法、親友を降格させるとき、友達の会社から採用してもよいか、なんていうのはCEOならではの問題ですね。
平時のCEOと戦時のCEOは求められるものが違う、というのも興味深いです。
でも、働きやすい場所を作る、定期的に面談をする、部下を教育する、というのは、リーダーにとって重要な事項として参考になりました。

HARD THINGSHARD THINGS
ベン・ホロウィッツ 小澤隆生

日経BP社 2015-04-17
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この本を読む少し前に、アメリカのドラマ「シリコンバレー」にはまりました。(Huluで観ました)
大手IT会社に勤める内気なプログラマーが、自作の高性能な圧縮アルゴリズムを元に仲間たちとともに起業します。
彼らが様々なトラブルを乗り越え成長していく様子が、コメディタッチで描かれています。

圧縮アルゴリズムが評価され、売り渡すか、自分で会社を立ち上げるか選択を迫られたリチャードは、緊張に弱く、交渉の場に出るのが苦手。
カナダ人のギルフォイルにいつもからかわれているパキスタン人のディネッシュ。
この二人の関係は笑わせてくれます。
アーリックは、彼らの家主であり、出資者。ビジネスの10%の取り分と引き換えに、住むところと仕事場を提供しています。口が達者でお調子者でいろいろトラブルも引き起こすのもアーリックです。
経理担当のジャレッドも、いつもつらい目にあうのよね。
他には大手IT会社の社長ギャビンや、投資家のグレゴリーなど、常識はずれの人たちが登場します。

こちらを先に観たからこそ、「ハード・シングス」でのCEOの苦労や苦悩を理解しやすかったのかもしれません。

Amazonでは海外版しか出ていません。
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