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「やさしい日本語」で観光客を迎えよう~インバウンドの新しい風~ 

「『やさしい日本語』で観光客を迎えよう~インバウンドの新しい風~」を読みました。

日本に来た観光客に、もっと日本語で話しかけてみよう、という本。
外国人だから、英語で話さなくてはならない、ということはないのですね。
そもそも外国人がみな英語を母国語とするわけでもないし、日本に来る観光客は日本に興味があってきているわけだから、多少の日本語は勉強してきている人たちもいるのです。

彼らに話しかけるには、「やさしい日本語」が必要。
やさしい日本語のコツは「ハ・サ・ミ」。っきりと、いごまで、じかい文で話す、という最低限のコツの頭文字です。

単語を選ぶときは、「和語」を選ぶ。このほうがやさしいのだそうです。
語尾ははっきりと。むずかしい敬語はつかわずに「です・ます」で話します。

以前、日本語学校の教師の方が書いた本を読んだときに、生徒に求められて通訳として立ち会うときに、生徒の国のことばではなく、日本語で言い換えてあげる、という話を読んだのを思いだしました。これが「やさしい日本語」だったのですね。

「やさしい日本語」に言い換えた例
 「おひとつ」⇒「1個」
 「何名様ですか?」⇒「何人ですか?」
 「お選びいただけます」⇒「選べます」 
 「~でございます」⇒「~です」
 「ございます」⇒「ないです」
 「お待ちください」⇒「待ってください」など。

なるほど~。

私の職場には観光客は来ませんが、たまに外国の方の対応を求められることがあります。
日本語が少しわかる、という方に対して、ついいつものように敬語を使って話していますが、分かってもらえない可能性があるということですね。
この本にあるような「やさしい日本語」をもっとみんなで学んでいけたらなあと思いました。

「やさしい日本語」で観光客を迎えよう—インバウンドの新しい風
加藤 好崇
大修館書店
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本へのAmazonのリンク貼り忘れていたので、追加しました。

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