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「慟哭は聴こえない」(丸山正樹) 

丸山正樹の「慟哭は聴こえない」を読みました。
手話通訳士・荒井尚人が主人公の「デフ・ヴォイス」シリーズの3冊目です。

このシリーズを読んで、日本手話と日本語対応手話の違いや、コーダ(Children of Deaf Adults 聞こえない親から生まれた聴こえる子ども)という言葉を知りました。日本手話は、一つの言語であり、文化である、ということも。

「慟哭は聴こえない」には、4つの短編が収められています。
ろうの夫婦の受診の通訳を依頼されたけれど、産婦人科診察の現場で断られた「慟哭は聴こえない」、人気モデルに手話を教えることになった顛末を描く「クール・サイレント」。身元不明の男の死亡をめぐる「静かな男」、聴覚障害者が原告の裁判の通訳を依頼される「法廷のざわめき」。
家族が増え、家族との関係も年数を経て変わっていく様子や、前作での登場人物たちのその後が出てきたり、といろいろ楽しめました。

知らなかった世界に出会うことができる、という小説ならではの感覚を味わうことができて満足しました。

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未読の方はこちらからどうぞ。おすすめです。
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