石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
「約束」がよかったので、石田衣良のデビュー作「池袋ウエストゲートパーク」を読んでみたら、はまってしまった。こういう小説を書く作家だとは知らなかった・・・。
母の果物屋を手伝う真島誠(マコト)のところに、次々と地元池袋で起きた事件やトラブルが持ち込まれる。
誘拐事件だったり、麻薬や暴力団の絡んだ事件だったりするわけだが、マコトは、いろんな人たちの力も借りながらも、自分なりに解決していく。
マコトの一人称(おれ)で描かれる世界は、池袋のストリートのにおいや喧騒、温度までもが感じられる。登場人物も、印象に残る特徴的な人が多く、うまい小説だ。連作短編集なので、少しずつ読めるのもよい。
続けて、「少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉 (文春文庫)」も読了。こちらも面白かった。
「約束 (角川文庫 い 60-1)」は、中学生にもおすすめと書いたが、「池袋ウエストゲートパーク」のシリーズは、暴力や、風俗関係の描写が多いので、高校生以上向け。
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- [2008/01/10 00:20]
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