「スパイク」松尾由美 

松尾由美の「スパイク」を読む。

28歳の江添緑は、レモンカラーのビーグルを飼っていた。ある日、散歩の途中で、そっくりのビーグル犬を連れた林幹夫と出会う。名前も同じ「スパイク」だった。
バーガーショップの表のテーブルに犬をつないでお茶を飲んだ二人は、再会を約束する。
ところが、待ちに待ったその日、幹夫は現れなかった。
がっかりする緑に、スパイクが話しかけてきて、自分は幹夫の愛犬のスパイクだというのだ。
幹夫の消息を探して、一人と一匹の冒険が始まる・・・。

表紙には、「長編恋愛ミステリー」とあるが、謎解きもあれば、パラレルワールドものでもあり、一方、犬好きの人にはビーグル犬の活躍がたまらないと、なかなか盛りだくさんの小説である。
「落ち着いて低い、アニメや人形劇なら二枚目の悪役にでもふさわしいような声、妙に分別くさい口調」でしゃべる4歳半の牡のビーグル犬っていうのが、面白い。

中学生の読書にもおすすめの1冊。

スパイク (光文社文庫)スパイク (光文社文庫)
松尾 由美


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
関連記事

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://peacemaker9.blog113.fc2.com/tb.php/241-97d7a9ea