「父と暮せば」
「父と暮せば」は、井上ひさしの戯曲。
以前、これの芝居・読み語りを観ました。
演じるのは、劇団民芸の佐々木梅治氏。台本を片手に、父と娘の会話を演じ分けるのですが、1時間20分の熱演の感動は今でも忘れられません。
3年前に広島で被爆した娘は、図書館で仕事をしていて出会った青年と幸せになることをためらっている。
「うちゃあ生きとんのが申し訳のうてならん」と、原爆で死んでしまった友人や家族のことを考え、自分だけ幸せになってはいけないのではないかと考える娘。
父は、その娘の「恋の応援団長」として登場する。
原爆という題材をとりあげながら、暗い話ばかりというわけではなく、ユーモラスに笑わせる場面や、しみじみとした日常の場面も多く、1時間20分があっという間であった。
大がかりな舞台装置もなく、たった一人で、これだけ人を感動させることができるというのは、井上ひさしの脚本そして佐々木梅治氏の演技力の両方の力と思います。
機会があったら、この芝居をぜひ観てみてください。
佐々木梅治氏は、劇団民芸他の舞台で活躍しているほか、声優としても数多くの作品に出演、「チャングムの誓い」ではチャングムの叔父、カン・ドック役で好演しています。
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あとで、映画版もDVDで観ました。
こちらもよい映画でした。
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関連して。
「夕凪の街 桜の国」も名作です。読書感想文の宿題は、漫画以外の本で、という条件が付けられているそうですが、この本は、漫画だけれども一級の文学作品です。これなら漫画でも感想文はOKといってくれないかな?
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- [2008/08/06 23:23]
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