「泣き虫弱虫諸葛孔明」 

吉川英治「三国志」全8巻を読み終え、酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」を読み始めたところ、余りの面白さに、一気読み状態でした。

題名とは違って、諸葛孔明は泣き虫でも弱虫でもなく、天下の奇才、かつものすごい変人です。
本書では、孔明が若い頃の話で始まり、妻を娶るあたりもとても詳しく描かれ、劉備に三顧の礼で迎えられるところで終わり、第弐部に続きます。

孔明の奇行やら妙な企みやら、面白くってたまりません。
そのほか、劉備=「任侠の親分」といった書き方も、なるほど、といった感じで、すべての登場人物が生き生きと動いています。
さすが、「後宮小説」でデビューした酒見賢一。歴史をファンタジーとして描いて、読者を酒見ワールドにおぼれさせてくれます。

吉川英治版に比べるととっても読みやすいので、「レッドクリフ」で三国志に興味を持った方は、こちらから先に読むのもありかな。

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酒見 賢一


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文庫版はこちら。
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コメント

はじめまして

はじめまして。
タケと申します。
レッドクリフで、三国志というよりも諸葛孔明に興味を持ちました。
この本、とても気になっていたのですが、おすすめということで、読んでみます。
酒見賢一も好きですから、楽しみです。
ご紹介、ありがとうございます。

タケさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
レッドクリフにしても、他の三国志にしても、諸葛孔明なしでは話が成り立ちません。
「泣き虫弱虫諸葛孔明」は、酒見賢一の想像力のものすごさを思い知らされる1冊です。笑える場面もたくさんありますよ。

初めまして!

覗きに来て頂いたんでせうか?

酒見賢一さんの本
以前「陋巷に在り」を読みまして、たいへんに驚嘆しました。なぜなら、本当に何もかもが詳しく詳しく書いてあるのに、SFの様なものを感じたからです。
こちらのブログでは、かなり大胆な書き方をされているので、酒見賢一さんの認識の地平が、かなり広がったと感謝です。ありがとうございました。
またちょくちょくよりますので、宜しくお願い致します。

ゾウさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

酒見賢一さんの本は、「後宮小説」が最初です。デビュー作がこの完成度ですから、驚きました。「 陋巷に在り」は未読ですが、なんだか気になります。いつか読んでみたいです。

では、また遊びに来てくださいね。

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