「ぼくと1ルピーの神様 」 

「ぼくと1ルピーの神様 」は、アカデミー賞受賞の映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作本です。
映画がよかったので、こちらも読んでみました。

映画とは、だいぶ違うのですね。
まず主人公の名前。映画ではジャマールでしたが、小説では、「ラム・ムハンマド・トーマス」というヒンドゥー教徒とイスラム教徒とキリスト教徒の3つの名前を持つ少年として登場します。彼は3つの名前を時と場合に応じて使い分けるのです。
彼女とのことも、映画では兄になっているサリムも、また番組に出場するきっかけも映画とは違います。
映画と同じなのは、クイズ番組の問題になぜ正解することができたのかを説明するなかで、彼の波乱にとんだ人生と、インド社会の現実が鋭くえがかれていること。小説の方がクイズの問題数が多いので、より多くのエピソードが登場します。彼が暴力や犯罪や死と隣り合わせの人生で学んだことは・・・。機知を働かせて切り抜けた危機の数々に、ページをめくる手が止まりません。

というわけで、映画を見た人でも、こちらは十分楽しめます。映画を見逃した方もぜひ。

4270102772ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)
子安 亜弥
ランダムハウス講談社 2009-02-20

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コメント

是非

読んでみます
映画観てないのですが
図書館に予約入れました

いつもありがとうございます
私の指針です

ごぶさたです!
映画は見ていないのですが、読みました。
年月に沿ってではなく、その問題にそって話が進んでいく、という作りが非常にうまいなーと感心しました。
読み応えのある作品でした!

かよりんさん、こんばんは~。
いつもブログ読んでくださってどうもありがとうございます。励みになります。
これからもどうぞよろしく!

sakura-kanadeさん、こんばんは~。
とっても読者を楽しませてくれる小説でしたね。
映画のほうは、小さい頃のことから順番に描かれていたように思います。子役から少年役、そして青年役と役者が交代するところが、とても工夫されていました。

原作者の方は、インドの外交官。今度、日本に駐在することが決まっているとか。日本を舞台にした小説も読んでみたいです。

今頃すみません

図書館で借りているのですぐ読めません(汗
いい本を紹介して下さってありがとうございました

かよりんさん、こんばんは~。
「1ルピーの神様」読まれたのですね!
うちの娘も最近読み終わったところです。「おもしろかった~!」って言ってました。
一つ一つの章が短いので、通学の電車の中や、学校の休み時間などに読むのに最適だったようです。

こんにちは~♪

コメント&TB返しが遅くなって申し訳ありません。ちょっと体調を崩しておりました。(汗)

映画と小説の違い、興味深かったです。小説は、細かく章立てされていて長編だけど連作短編集のようにも読めるようになっているので、非常に読みやすかったですよね~(^^)
彼の機転の良さが数々の危機から身を助けたのでしょうね。とても面白く読めた本でした。(^^)

板栗香さん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。
体調大丈夫ですか?無理なさらないでくださいね~。

小説も映画も、どちらも楽しめた作品でした。
映画のほうは、DVDレンタルが始まったようです。まだ見ていない方はどうぞ。

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