阿修羅展に行く前に・・・「阿修羅のジュエリー」 

「阿修羅展」やってますね。見に行ける人がうらやましいです。
今日のおすすめの本は、「阿修羅のジュエリー」。便乗本かと思いましたが、とんでもない。仏像の話からシルクロード、ペルシアの文様、イタリア・ルネッサンスへのアジアの影響、といろいろな文化について詳しく語られた、とっても中身の充実した本です。写真やイラストも豊富です。

阿修羅といえば、美形の顔と6本の腕が印象的ですが、よく見ると胸には、ネックレス、肩からは布を掛け、腕にはブレスレット、上腕にはリボン、腰には花模様のスカート様の着衣、足にはサンダルを身につけています。
天平時代の色彩を再現した像の写真が巻頭に載っており、真っ赤な体に金と緑の装身具を身につけた阿修羅はすごいインパクトです。

ジュエリーという装飾は、「光と生命のデザイン」。花=地上の星であり、星=天井の花、どちらも永遠の「生命の光」として輝き続けること。
阿修羅の胸飾(ネックレス)も日本古来の根付も、ストラップも、みな「垂らして飾る」=天に光るものを、地に光るものに託して、生き物の内に光る生命・魂の永遠を「祈る」こと。だからストラップをつけるのは「お守り」の意味もある。。。
他にも「目からウロコ」の話がたくさんで書ききれません。阿修羅展をこれから見に行く人はぜひこれを読んでから。読まずに見に行くのはもったいないです。

振り仮名がふってあり、一見、子供向けの本のようですが、中身は充実した本です。
来年の中学入試の国語の問題にもきっと使われることでしょう。

阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)阿修羅のジュエリー (よりみちパン!セ シリーズ44)
鶴岡 真弓


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阿修羅展で仏像に興味を持った方にもう一つのおすすめは、雑誌「Brutus」4/15号の「仏像」特集です。
仏像の写真もたくさん載っているほか、仏教の歴史についての基礎知識と、仏像についての「Q&A」が載っていて、勉強になります。特別付録は仏像カード(笑)。
雑誌ですので、売り切れる前の入手をおすすめします!
BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]


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そのほか、仏像についてのおすすめ本の記事は、「仏像&京都」のカテゴリーのところにあります。

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コメント

「ジュエリーという装飾は」から始まる本書の解説部分、うまいことを言うなあ、と感心して読みました。興味が出てきました。今度見つけたら、買ってきます。

ディックさん、こんばんは~。
「阿修羅のジュエリー」という本、子供向けという体裁ですが、侮れない本でした。ぜひ探してみてください。

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