「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」 

「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」は、科学、医学の分野で、自分の体を「実験台」とした科学者たちの伝記だ。10章からなる本書は、人体がどれだけ高温に耐えられるか限界に挑戦した男たち、食べ物がどうやって消化されるか解明するために努力した医師、全身麻酔の発見に挑んだ歯科医師たち、伝染病の原因を究明するために自分の体を犠牲にした医学生や研究者など、いろいろな実験に挑んだ人々について紹介している。

原書はアメリカで子ども向け(小学校高学年~中学生)として出版されたそうで、わかりやすい文章である。欄外には簡単な解説が、章の終りには、「その後の発見」として後の時代にわかったことが載せてあるのも親切だ。

原題は「Guinea Pig Scientists」。直訳すると「モルモット科学者」という感じか。「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」というちょっとふざけた感じのする題名だが、内容は、大変まじめで、科学の歴史に名を残すべき人々の生き方が、格調高い文章で語られる。

真実を求めるために、自分の体を犠牲にした科学者たちの思いが胸をうつ。中学生、高校生にもおすすめの本だ。

自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝
Leslie Dendy Mel Boring C.B. Mordan


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