「今日の風、なに色?」(辻井いつ子) 

『今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで』は、先日、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井伸行さんの母が書いた本。

初めての出産のあと、わが子がうまれつき目が見えないと知った時の衝撃。
目が見えない子の子育てに伴う苦労。目が見えない子は、身体の発達も、見える子と比べて遅いということや、昼夜逆転の生活になりやすいということを初めて知った。
目が見えないわが子をどう育てるか、悩みつつ、いいと思ったことはすぐにとりかかる行動力。
いつも前向きに考える力。
この母があっての辻井伸行さんの成功なのだと思えた。

最後の章で、雑誌に登場するようなファッションやライフスタイルだけでは人生は物足りない、生きがいや充実感、生きている使命感や実感こそが大事だと著者は語る。
「伸行がいてくれたからこそ充実した人生になった――。」と。

4776201097今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで
アスコム 2004-03-31

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この本は、小学生時代までのことが書かれており、その後のことは、「のぶカンタービレ! 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで」に書かれている。(こちらは未読。)
4776205084のぶカンタービレ! 全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで
アスコム 2008-11-26

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CDも欲しくなってしまいました。
B000UVXI7Gdebut
辻井伸行
エイベックス・マーケティング 2007-10-24

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コメント

読んでみたいです^^

牛くんの母さん、こんにちは。
 読んでみたいです。
テレビで 音を聞いて びっくりしました。なんだったか 忘れてしまったけど、そんなふうに弾く人は 初めてでした。個性があるのに、押しつけがましくなく、発見する喜びに満ちていて うれしくなりました。そんなふうに育てられるなんて おかあさんは、すごいなあ…よい本を ありがとうございます、さがしてみますね!

うだきちさん、こんばんは~。
伸行さんは、コンクールに出場するようになってからも、毎日のレッスンの時間は平日で1時間~1時間半、休みの日でも2時間半程度だったのだそうです。ふつう、コンクールに出場するような子どもの場合、毎日6~8時間は練習するといわれているのに。
そのかわり、作曲したり好きな曲を演奏したり、とピアノと戯れているとか。
音楽が好きで楽しむ、ということが彼の素晴らしい演奏のもとになっているのかもしれませんね。

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