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「ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら」 

「ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら」は、中学生や高校生の読書感想文におすすめの本。

この本は、たくさんのこれまで知らなかったことを教えてくれる。

今も多くの国々で内戦があり、子どもたちが兵士として駆り出され、人を殺したり殺されたりしていること。
戦場から逃げ出し、ふるさとの村に戻っても、友達はいず、「人殺し」といわれ差別される。
教育を受けていないので、職業に就くことも出きない。
心に深い傷を負ったまま、生きていかなくてはならない。

子どもたちが兵士として戦うことには、小型武器の開発と普及が大きな役割を果たしている。
小型武器がなくならないのは、小型武器を作って儲けている人たちがいるから。

今起きている世界の紛争の多くは内戦。狭い地域での紛争が多くをしめる。小規模の戦闘では、武器も自動小銃や地雷などの小型のものがほとんどだ。
子ども兵が使われている最近の紛争地域の多くが、石油やダイヤモンドの産地なのだという。産地となる国々では、儲けたお金をめぐって紛争が起き、そのお金で武器を買う。
一方、石油やダイヤモンドを消費するのは、先進国。私たちは地球の裏側の国々の紛争に無関心でいていいのだろうか。

セルビア人の元兵士は「戦争の原因を知りたければ、『誰が得をしたか』考えてみればその答えがわかる。」と語る。民族間の紛争で、家族を殺されたり、家を失って難民になったりして誰も得をした人はいない。得をしたのは、ごく一部の権力者と武器や戦闘機を売って儲けた軍需産業、そして戦争の後、ビジネスにやってくる欧米の企業だという。

紹介したい文章が多すぎて、きりがないので、このへんでやめておくが、この本は、ぜひ、多くの中学生、高校生に読んでほしい。
衝撃的な内容も多いので、小学生には早いが、中学2年生、3年生や高校生なら、インパクトが強い本ので、読書感想文は書きやすいと思う。自分が戦争のある村で生まれたらどうするだろう、今日本にいて何ができるのか、など考えたことを書くとよいのでは。

4772603441ぼくは13歳 職業、兵士。―あなたが戦争のある村で生まれたら
合同出版 2005-11

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