「いのちの食べかた」 

「いのちの食べかた」は、中学生、高校生の読書感想文におすすめの本。イチオシです。

私たちがいつも食べている豚肉や牛肉。これはどこから来るのだろう。
農家で育てた豚や牛が、パック詰めされてスーパーの食肉コーナーに並ぶまでの間に何が起こっているんだろう、というところから始まり、人間の「差別」の問題にまで話が及ぶ。
大人が読んでもかなり衝撃的な内容の本です。

今の若い人たち、「差別」の問題にはあまり興味や関心がないかもしれない。
しかし、「いじめ」だったら?
いじめのない教室など、ないはず。
そう考えると、差別だって自分たちに無関係の話ではない。

「いのち」を食べるということ。
差別ということ。戦争の原因。
大切なのは「知ること」なんだ、ふだん無意識に目をそらしていることが実は人を傷つけることにつながると著者は語る。
いろんなことを教えてくれる本。

それほど分量が多い本ではないので、すぐ読めると思うが、中身はつまっている。
ぜひ多くの人に読んでほしい一冊。

465207803Xいのちの食べかた (よりみちパン!セ)
理論社 2004-11-19

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コメント

はじめまして

はじめまして。中学校の教員をやってます(今45歳です)。生徒に読ませたい本を学級文庫に置くために、このサイトは前から参考にさせていただいてます。たしか、このブログをもとに何冊か買いましたよ(「くちぶえ番長」、「無人島に生きる十六人」、「レボリューションNo.3」、「夏の庭」など)。
この「よりみちパン!セ」シリーズはどれも面白くて、うちの教室にも何冊か入れています。「いのちの食べ方」も入り口のハードルは低いのですが、中に入ると奥行きもあるし、いろいろと考えさせられて、肩肘張らずに差別のことを考えさせることが出来る本ですね。同じシリーズで森達也さんの「世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー」なんかは、いつの日かこの本を教材にして、数時間の授業をしたいと思うような内容の本でした。これからも中学生向けの良い本を紹介して下さい。ではでは。

howdymoonさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。ブログを参考にしていただけて、とてもうれしいです。たくさんの子どもたちに、読書の楽しみを知ってもらえるなんて、こんなうれしいことはありません。
「世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー」は、未読です。今度読んでみますね。ご紹介ありがとうございました。

おめでとう!!

牛くんの母さん 
v-308おめでとう!!

えぞももんがさん、コメントありがとうございます。
きっとえぞももんがさんがご覧になった時間には、ランキング1位だったのですね。その後は、わずかの差で2位に転落です(;_;)
これからも応援よろしくお願いします。

いつも

おはようございます

いつもいい本をご紹介下さいましてありがとうございます
読みました
とっても考えさせられました
ありがとうございました

今日の日記にも書かせていただきました

かよりんさん、
コメント&ブログでの紹介ありがとうございました。
この本はなかなか深い内容の本でした。
差別のことについて書いた本、最近「差別と日本人」というのを読みました。辛 淑玉と野中広務の対談です。こちらも内容が濃すぎて、感想がなかなか書けません。

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