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「ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男 」 

「ある世捨て人の物語: 誰にも知られず森で27年間暮らした男 」を読みました。

20歳で家を出てから27年間、森の中で暮らした男、クリストファー・ナイトについて、取材をして書かれた本です。
寒い冬をどう過ごしたのか?食べ物はどうしたのか?などの疑問を調べていきます。
食料は、近隣の100軒の別荘地から盗んで暮らしていたので、発見されたのち1000件以上の窃盗の罪に問われます。

著者の興味は、人と会わずに生きるということがどういうことか、ということ。
世界中の「隠者」についての考察の中で、日本の「ひきこもり」についても言及されていました。

ナイトは、別荘に盗みに入るとき、食料だけでなく、本も盗んでいました。
拘置所に面会に来た著者に、好きな作家について語ります。
生きた人との会話はなくても、本の世界で、人間とつながっていたということなのでしょうか。
他人に興味を示さないナイトが、著者に対し一つだけ興味を示して依頼したのは、書棚にどんな本がならんでいるか、ビデオに撮って送ってくれ、ということでした。

興味深かったのは、人間と接しなければ病気にかからない、という話。
ただし、甘い物好き、という嗜好から虫歯だけは防げなかったようです。




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「下町ロケット ゴースト」(池井戸潤) 

池井戸潤の「下町ロケット ゴースト」を読みました。

佃製作所に襲い掛かる危機。
取引先の農機具メーカーから新型エンジンの採用を取り消したいという申し出。
さらに、経理部長殿村の父が病気で倒れ、殿村は、実家の農業を手伝うことになる。
殿村の実家を見舞いに訪ねた佃社長は、トラクターを運転させてもらい、トランスミッションの開発という新たな発想を得る。

ギアゴーストという小さなメーカーの社長、伊丹大と、副社長でエンジニアの島津裕という新たな登場人物も加わり、話はどんどん盛り上がり、一気に読ませます。
最後まで読んでの感想は、続編「ヤタガラス」が待ち遠しい!の一言です。



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「震える教室」(近藤史恵) 

近藤史恵の「震える教室」を読みました。

歴史ある私立女子校の鳳西学園。古いだけあって、いろいろな怖い噂が・・・
高等部から鳳西学園に進学することになった秋月真矢と相原花音。二人の体が触れ合うとき、見えないはずのものが見えてしまう。

小説家をしている花音の母に、ホラー小説を書くための取材を依頼された真矢と花音の二人は、「出る」という噂が代々伝わっているピアノ練習室を見に行き・・・(第一話「ピアノ室の怪」

ほかにも、少女の方の上に見える小動物の正体は?とか、保健室に眠る首がない幽霊とか。
それぞれ、最後に謎が明かされるので、怖いけど、ちょっとすっきりします。

ホラー風味のミステリー?それともミステリー風味のホラー、という感じでした。


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「超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術」  (杉野幹人) 

「超・箇条書き―――『10倍速く、魅力的に』伝える技術」を読みました。

「短く、魅力的に伝える」ためのツールとしての箇条書きについて書かれています。
プレゼンに役立つ内容がまとめられていました。

キーワードは3つ。
ひとつは「構造化」です。
自動詞と他動詞を分けて考えること。これは、状態を表す文章と、行為、行動を表す文章は分けるという意味です。主語が明らかになる、というメリットもあります。
体言止めは、意味が分からなくなるから使わない。
時間軸で整理する。
最初にポイントは3つ、などと宣言するとわかりやすくなるが、これは「ガバニング」というのだそうです。

ふたつ目は「物語化」
フックを作る。大事なことを頭にもってきてイントロでつかむ。ただし、相手による。
「MECE崩し」は、大事なことだけ述べること。
固有名詞を活用することによって、イメージが生々しくなり、聞き手を主人公にすることができる。
なにより、相手のことをとことん考えることが大切。

3つ目は「メッセージ化」
隠れ重言を排除する。当たり前のことはいわなくてよい。
「否定」を活用する。AよりBに、というようなソフトな否定もある。
形容詞や副詞は「数字」に置き換える。

今後、実行したいこと。
「自動詞」と「他動詞」というのはこれまで気にしていなかったので、意識してみようと思います。
139ページの「プレゼンにおけるNGワード集」も参考になりました。
たとえば「~を改善する」「~を見直す」「~を徹底する」など。こういうワードは使わずに、具体的にどのようにするかを伝えないと意味がないのだそうです。
よく見るフレーズなので、見つけたら修正していきます。

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術
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「働く人改革」(沢渡あまね) 

沢渡あまね著「働く人改革」を読みました。

題名は、"働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 " で、表紙は「働き方」のところに二重線がひいてあって、「働く人」に直してあります。

今はやりの「働き方改革」が、現場の感覚とずれているところに注目し、どうしたらいいかを、うまく行った実例をいくつもあげて紹介しています。

仕事の中には、「ネガティブな仕事」と「ポジティブな仕事」の二通りあり、「ネガティブな仕事」を減らし、「ポジティブな仕事」を増やす方法を考えよう、と提案します。

時間をつくって、職場で「ネガティブな仕事」「ポジティブな仕事」を書き出してみる。それをチームで共有し、何がネガティブで、何がポジティブかの意識を合わせる、ネガティブな仕事を減らす検討に着手する、という3つをやってみては、ということ。

ネガティブな仕事が減らせたら問題ないのだけど、そう簡単にやめられるのかな?と思いますが、試してみる価値はあるかも。
それに、人によって、ポジティブかネガティブかの感じ方が違うかも。違うとしたら、分担を変えるだけでもみんながしあわせになるかもしれません。

うまく行っている職場が取り組んでいるのは「知る」「つながる」「やってみる」「やめてみる」の4つ。

「知る」
職場の人、会社の歴史、自社の製品、外の世界を知ることで何かが変わるかも。
「つながる」
社員同士がつながる場を作る。これはいろいろ実例があげられています。
「やってみる」
新しいことを始めるときは、期限を決めたり、続けるかどうかの判断基準を作っておく、のがよい。
「やめてみる」
古くから続いているルーチン業務、見直してみる。とりあえずやめて様子を見る、という提案。

改革を長続きさせるキーワードは、「さりげなく」「もっと素直に!」「らしさ」の3つ。
自分の職場にあった改革を、というまとめでした。

自分のところで取り組むなら、どこからでしょうか。
とりあえず、お互いを知る、というところをもっと進めてみたいような気がします。

働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 (できるビジネス)働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 (できるビジネス)
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